☆ 朝日新聞東京本社より、滝沢氏を迎えて

平成28年8月下旬から、9月4日まで、朝日新聞社がかなりの力を結集して「小さないのち~ある日 突然」というテーマで全国的に連載されようとしている記事があります。乳幼児期の不慮の(死亡)事故を一件でも少なくしたいとの強い願いから始められたようで、この記事の一端を担われた、東京本社のくらし報道部所属の滝沢氏が何度か来園されました。

 

普通、幼稚園や保育所がいろいろな新聞の載せていただくのは、“昨日にこんな行事が行われました”というイベントの結果報告的なものがほとんどです。広野幼稚園が各社の新聞紙上に載った記事を“広野ニュース特別号”として、過去30年間にわたり(第250号を)保護者に配布してきましたが、その9割9分はこの種のものです。

 

今回の取材の特徴は、現在広野幼稚園で行っている保育の内容(特に、安全)や質(特に、子どもの言葉・行動)に関して、一人の記者(グループ)が日本の将来を見渡し、見据えながら記事化されようとしているもので、取材中にもその意欲の程がピンピンと伝わって来ます。広野幼稚園としても、長い歴史の中でも初めての出来事で、緊張のうちに過ごした3日間でした。

 

なぜ数ある幼稚園・保育所の中で白羽の矢が広野幼稚園に立ったかと言えば、昨年の11月頃に自分が書いた“柄が曲がる歯ブラシ”という語句にパソコンがヒットしたようでした。この一語で“安全には相当気を配っている園だ”と推測されたのは何だったのでしょうか。ものすごい記者の“感”と言うべきでしょうか。

 

来園されて予想外の掘り出し物(広野幼稚園のこと)だと思われた理由は、保護者の皆様には、この1年何度か書いてきました膨大な数の子どもたちの言葉や行動の中に“避難訓練”とか“地震”などのキーワードを入れる(検索する)と、即座にそれらの関する子どもたち特有の言動、10数個が画面に映し出され、プリントアウトできるというところ。これらのデータを活用すれば、読者により強いインパクトを与えることができると思われたからであろうと推測しています。

 

 9月中旬頃には、この記事が紙面をにぎわわせる予定ですので、保護者の皆様方も楽しみにお待ちください。

園長