アネモネからマリーゴールドへ

1日置きに出勤したゴールデンウイーク、「未だ、私は咲いていますよ」というアネモネ(毎年年長児が黒ポットに植える小さな球根)の切なる望みを無視(?)し、自己中心的ではありますが、この休みを逃すと、後の仕事に差し障りがあると考え、アネモネが植わっているプランターの土を更新しました。次の出番はマリーゴールドです。

元々、締まり屋ですので、約1か月前に黒ポットにこの種を蒔き、発芽を楽しんでいたのでした。ところが管理が不十分であったためか、時期が早すぎたためか、予想外に発芽率が悪く、この苗を貴重品扱いしなければなりません。

少し話がそれますが、年を取るに従い、同じプランターでも土が重く感じるようになりますので、できるだけ、軽いものにしようとは思ってはいるのですが、小さくなりますと、花の咲いた後の水管理に一段と気を使わなければなりません。痛し痒しというところでしょうか。

この日の仕事の手順は、プランターの下には今盛んに落葉している樫の葉を敷き詰めます。一般の園芸雑誌には書かれていないことです。今敷き詰めてこの葉の上に古土を乗せ、マリーゴールドを植えておきますと、花が咲いている期間(秋の初めまで)に、敷き詰めた生の樫の葉がちょうど良い加減の腐葉土となっているのです。これを混ぜ合わせて、次のアネモネを咲かせる土にサイクルしているのです。自然の循環する力とは素晴らしいですね。

せめて1週間程度は土を寝かせておけばいいのですが、作業時間が限られていますので、すぐに植え込みます。夕方からは天候が荒れるとの予報ではありますが、今はかんかん照りです。移植して弱った苗に強烈な太陽の光や熱は禁物です。

そこで思いついたのは、今の今まで、マリーゴールドを育てていた黒ポットを移植した苗の上に軽くかぶせます。そうすれば、強い日差しも遮られ、移植後の水やりが少々横着であっても、苗を傷める心配はありません。一石二鳥とはこのようなことをいうのでしょうね.

グリーンスポット