夏の思い出

今日から2学期がスタートしました。全学年が揃っての始園式で少し日に焼けたみんなの顔を見て、楽しかったであろう夏休みの様子が伝わってきましたよ。

きっとクラスの中でも「海に行ったよ」「花火をしたよ」「おじいちゃんの家に行ってきた」と会話に花が咲いていることでしょう。会えなかった時間の分、楽しいおしゃべりが尽きないことと思います。

 

ききょうでも、夏休み中に小学1年生から3年生と甲賀・伊賀へ一泊研修に行ってきました。

みなくち子どもの森の自然館では、森で生えている木や種、木の実を利用して工作を行った後は、230万年前の水口の様子を見たり“博士の部屋”で化石や標本などの展示物に触れたりと自然の素晴らしさを感じることができました。

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次に訪れた甲賀の里忍術村では、からくり屋敷でどんでんがえしや隠し扉に目を見張り、実際に体験してきました。忍者道場で石垣を上りや塀越え、壁づたいに挑戦!

「先生、手が疲れた…」忍者は、私たちが普段あまりつかわない指先に力がいることもわかりました。忍者は指先で米俵を持って修行をするのだとか。そういえば、天井に張り付いている忍者を時代劇でも目にしますが、訓練の賜物なのですね。

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その後、東海道伝馬館へも足を延ばしました。東海道五十三次の49、50番目の宿である水口、土山。子どもたちにはまだあまり興味がないかもしれませんが、せっかく弥次さん喜多さんの銅像が京都三条大橋の西側にありますので、いつの日か結びついてくれたらなあと思いました。

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二日目は、モクモクファームへ向かい、ウィンナー作りをしました。ウィンナーは羊の腸の太さがちょうど良く、全長25メートルあることなど説明を受けながら作っていきました。詰める工程にコツがいるので慣れるまで悪戦苦闘し「手作りって難しいねんな」と実感。次にウィンナーを食べるときに思い出してくれると嬉しいです。

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二日間お世話になった皆さま、ありがとうございました。おかげさまで日常では経験できないことを子どもたちとともに味わうことができました。

 

初めてお父さん、お母さんから離れてお泊りをする子どものなかには、不安な気持ちで参加した子どももいましたが、みんな最後まで笑顔で過ごすことができました。

まだ早いかな、大丈夫かな、とご心配されながらもお子さまと相談して参加を決めてくださり、「家で今ごろ何をしているかなあと考えていました」と後からお聞きした方もいらっしゃり、離れていても子どもたちみんなの側にはご両親がついておられることをひしひしと感じました。

夏休みにしか経験できないことで一回り大きくなった子どもたちと、また、新学期からも生き生きと毎日を過ごしていきたいと思います。

 

明日は未就園児のお子さまを対象としたひろの縁日があります。この夏最後の思い出作りに幼稚園に遊びに来てくださいね。

Maikka