後の○○が先になり・・・

○○の中には、確か動物名が入ると思うのですが、

不覚にして思い出せませんでしたので、○○といたしました。

 

広野幼稚園では先輩の子どもたちが残してくれたいろいろな記録は、

倉庫に積み上げておかず、後輩の子どもたちの保育のために

役立たせようという強い意志を持っています。このところ、

のブログに何度か登場した子どもの言葉や行動もそうですし、また、

パネルにしたり、画集にしたりして残している子どもたちの絵もしかりです。

 

この理念のもと、作品展を前にして、一つのビッグデータを

作り上げようとしました。そのビッグデータとは、当幼稚園の

ホームページの“子どもたちの絵”というボタンをクリックされると

見ていただける、年長児・年中児の誕生者の絵の再活用です。

これらを、ホームページからエクセルに取り込み、

その横にテーマ名を入力するとともに、そのまた横にジャンル欄を

設けたのです。

 

このフォームを取りますと、平成27年度の在籍した年中児のある

クラスの子どもたちが動物園に行って象の絵を描こうとしましょう。

そのとき、平成26年度や25年度に動物園に行った先輩の子どもたちが

残した象の絵をすぐにパソコン上で拾いだし、検討・研究することが

可能となったのでした。

 

それだけでなく、お話の絵としての“ぐるんぱのようちえん”という

テーマの作品でも、その横のジャンル欄に“象”というキーワードを

入れておけば、簡単に引き出すことができます。

 

その間、たった10日間ちょっと、職員室にいる1年目の先生たちが

がんばってつくりあげてくれました。思いますに、今の考え方を

続けていけば、今後も、蓄積されている数多くの貴重なデーターは、

パソコンの進歩とともに、いろいろな方面で在籍する保育者たちの

保育力を伸ばしていってくれることでしょう。

 

それにしても、自分が1年近く整理・整頓している“子どもたちの言葉や行動”

に比べ、あまりにも短い期間で、有益な書類ができたことに、

喜びの反面、心理的疲れが増した感じがしています。

 

自称 保育バカ