京セラドームヘ

日曜日、大阪の京セラドームへ行ってきました。あいにくの雨の中、朝の7時に家を出て、

ドームに着いたのは8時半過ぎだったと思いますが、人影が見えないのでドームの外周を一周し、

場内に入ったときには、もはや準備体操が始まっていました。遅刻するのが大嫌いな人間としては、誠にお粗末なことでした。

入ってすぐに探したのは、広野の体操服を着て行くというK先生の姿でした。あの色ならすぐに分かるだろうと

思っていたからでした。遠目でその姿を見て、ほっと一息継ぎました。

この日、行われるティーボールは1993年、日本のJリーグが発足したのが、発端でした。

野球人口が減少するのが目に見えていましたので、(学生を連れて米国遠征を何度も行っていた)自分の弟が野球界で

行われているティーバッティングを野球への橋渡しをする一つのスポーツとして独立させ、早稲田の人脈を活用して、

政界や野球界の大物をトップに据え、普及活動に乗り出したのがスタートでした。

広野幼稚園はそのスタート時からかかわっておりまして、それなりに熱を上げた時期あったのですが、

初心者ほどバットを投げ捨てるなどの危険な行為が見られますので、実のところ、つかず離れずの立場をとってきたのでした。

この間、ベールボールマガジン社・スポーツ用品のミズノ・軟式野球のボールなどでおなじみのナイガイなどが、

より安全なボールやバットなどの用具の改良に取り組まれ、現在のものに固定しつつあるようです。

最近では、広野ではサッカー教室でおなじみのジャクパスポーツクラブがその普及に力を貸そうかなと

思っていただいているようでうれしい限りです。

前日に理事長から聞いた話では、打つだけであったティーボールから脱皮し、打った後、塁間を走り回るという

新構想も聞かされ、これなら、子どもたちにとってよりおもしろいのではないかと思っているところです。(詳細は、後日に)

いずれにしましても、“子どもたちにとってより易しいものを”と兄弟が別の世界で努力していることがおもしろいなあと

思っています。

最後になりましたが、ご参加いただきました皆様、遠路お疲れ様でした。ありがとうございました。

園長