七夕の笹の問題点は?

今日は七夕です。久しぶりに牛飼いと織り姫さんが逢瀬を楽しめるのではないかと

思っていましたがどうもそうはいかないようです。

近年、七夕の行事は、日本各地で盛んになってきているように思います。

さほど費用を掛けずとも、意気と熱があればそれなりの規模のものが

できあがるからでしょうか。

 

広野幼稚園の七夕の笹飾りについては、いろいろな地方の特色が織り込まれています。

中でも、年中児が取り組んでいる吹き流しは、東北の七夕として有名な仙台の影響をもろに

受けたもので、クラス全員が協力して一つの巨大な吹き流しを作ることはクラス意識も

大いに深まると思います。

 

年長児では大きな竹に飾りを、年少児は一人ひとりが個人持ちの笹にハサミの使い方などに

苦労しながら、自分の力でできるものを取り付けることにしています。

また、年長児・年中児にとっても年下のものに心を通わすということは非常に大切なことなので、

各自が飾り物の一つをプレゼントすることにしています。受け取る年少児も何か感じるものが

あろうかと思っています。

 

保育の流れとしては、行き着くところへ行き着きたいかと思っていますが、肝心の笹が

早々に生気が失われることが残念なことでした。そのため、笹を調達するためには、

飾り付けの前日に、雨の中をおしてでも、出掛けなければならなかったのでした。

もう少し生き生きした状態が長く続けばと願っているのは、日本中の幼稚園・保育園の

職員のみならず、多くの方々の願いでもありましょう。

 

今年の飾り付けが終わったころ考えたのは、切り出してきた笹を流水の中に浸けておけば

どうかということでした。乾燥は、葉の部分からが大方だと思いますので、ここを水に浸しておけば

随分乾燥が遅れると思っているのですが・・・。

来年が楽しみです。

 

追伸  世の中では“来年のことを言えば鬼が笑う”と言いますが、広野幼稚園では、

“来年のことをしておかなければ鬼に笑われる”と職員室には掲示してあります。

 

自称 保育バカ