七夕の笹は…

年少児は先週の金曜日に笹飾りを持って帰っていただきました。4月からの3カ月の間にハサミの使い方も随分上達し、子どもたちが作った飾りを楽しんでいただけたことと思います。

さてこの笹ですが、毎年この日が近づくと、園の近くの方の竹薮に運転士さんたちが切りに行ってくださいます。年長児が飾る大きい笹と合わせて数本切ってきていただき、園に戻りそれを子どもたち用に小さく切ってくださっています。そのような運転士さん達の姿も笹を受け取る際に見せていただき、感謝の気持ちを感じながら受け取ったのでした。

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皆様もご存知かもしれませんが、笹は非常に多くの水分を必要とします。今年は冷たい井戸水(氷水)をバケツに用意し、飾りをつけるまでの半日間お部屋で保管していたのでしたが、やはり翌日になると茎や葉っぱから水分がどんどん蒸発していくようで葉っぱが丸まってしまいました。水にしっかりつけていたのにな…と思い諦めかけていました。

しかし週が明けると園長先生から、“葉っぱから蒸発しないように、笹全体を水につけておくとどうなんだろうか”と提案をいただいたので、早速スマホで調べてみると、ビンゴ!園長先生から教えていただいた通り、「小さく切った笹は飾り付けする直前までヒタヒタに水に浸しておくと良い」ということでした。ちなみにその上から湿らせた新聞紙をかけておくと断然新鮮な状態で保存できるということです。来年度はこの方法で保存し、子どもたちのために切ってくださった大切な笹を、よりいい状態でお家に持って帰っていただけると思うと嬉しくなったのでした。

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バスの運行のない時間に、たくさんの笹を子どもたちのために切ってくださった運転士さん、このようにより良い方法を調べるきっかけをくださった園長先生、いつも本当にありがとうございます。

roxy