ISO9001維持審査

 

今日は品質マネジメントシステム(ISO9001)の維持審査がありました。審査は3年に1度の再認証審査と、後2年は維持審査を受けるのですが、今年は2年目の維持審査を受けました。

今では、ご存知の方も多くなられましたが、このシステムは幼稚園における保育内容や業務が、常に良い状態を保てるように、保護者の満足が得られるようにと、日々、P(計画)・D(実行)・C(評価)・A(改善)を回して行くシステムです。

広野が初めて認証を受けたのは、2004年7月5日、今から11年前のことです。まず、システムの土台となる、マニュアル作りから始まったのですが、規格事態が企業向けのため、この内容を理解し幼稚園に当てはめることが難しく、このとき関わってくださった先生は、大変苦労をされました。

基本となるマニュアルができると、書類の整理です。もともと広野にはカリキュラム・デイリープログラム・研究紀要・手順書など膨大な書類があり、それを如何に整理し活用しやすくするかが、問題となっていましたので、このISO9001のシステムはぴったりでした。

今では書類が入っているファイルが20種類もあり、どれもかなりの量が入っていますが、日々改善を重ね改訂を続けています。

 最新のニュースとしては、一昨日の水曜日の午後には、「ISOの全ての書類をパソコンで共有してみよう」ということで、各クラスのパソコンをネットワークで繋ぐ作業をしました。これが完成すると各クラスのパソコンで、どの手順書も見ることができるのです。いちいち書類を出しに行く手間が省けるというわけです。

今日の審査で認証は維持されましたが、審査で教えていただいたことを生かし 明日からも歩み続けます。

 

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