☆ 秩父宮ラグビー場で帝京大と東海大の試合を見学

三連休の3日目、よんどころない事情のため、東京へ出向くことになりました。朝の早い新幹線に乗り、車窓を見るともなく見ていますと、車掌さんのアナウンスが聞こえてきました。「左側の車窓をご覧ください。真っ白い雪をかぶった富士が見えます」とのこと。進行方向の左側の窓際に座っていましたので、運よく神々しいほどに朝日に輝く富士山が見えました。“あっ”と言う間ではありませんが、10分足らずの間、じっくりと堪能させていただきました。

都営地下鉄のメトロ銀座線に乗り、外苑で降りました。式の開始までには少々時間があるので、その周辺を左回りに歩くことにしました。200メートルも歩かぬうちに、多数の“東海大”の、のぼりが見えました。これで“あっ、今日は全日本大学ラグビー選手権の優勝戦!”であることを思い出させてくれました。

プロ野球のヤクルトスワローズの本拠地、神宮球場、第二球場を過ぎますと、道路の向こうには4年後に控えた2回目の東京オリンピックに備えて解体された国立競技場の空き地が広がっていました。遅がけながら、基礎工事は始まっているのでしょうか。

式が終わった後、ラグビー場へ向かいました。東海大の相手は帝京大学です。近年急に強くなり、これまで、選手権で7連覇中です。確か、6年ほど前、地元の久御山高校が全日本高校サッカー選手権に出場し、準優勝に輝いた前年が初優勝ではないかと記憶しているのですが・・・。それ以後ずっと勝ち続けているとは・・・。

試合は、東海大のペース。強力フォワードの押しで前半の前半は14-0と大きくリード、今年は東海大に勝たせたいと心情的には応援していたのですが、前半戦の後半にもなると、バックスにも好選手をそろえる帝京大がボールを大きく動かし、地域を広く使って反撃し、瞬く間に14-14でホイッスル。がっくり、がっかり。

後半に入るや、まずは、東海大が1トライを挙げたのですが、右45度の20メートル程度のイージーなゴールキックを失敗し、嫌な予感が漂います。その後は立て続けに帝京大が3トライ3ゴール、35ー19と離されます。しかしながら、交代選手をうまく使った東海大も2ゴールを挙げてがんばりましたが、時すでに遅く、35-28で、帝京大に8連覇という偉業を成就させてしまいました。
足取りも重く、帰路についた私でした。

園長