♪コンコンチキチン~コンチキチン~

京都に住んでいると、7月になると気分がウキウキしてくるのは私だけでしょうか。

毎年7月2日には、日本三大祭りの一つ、祇園祭での山鉾巡行の順番を決めるくじ取り式が行われるのをご存知ですか?長刀鉾はしめ縄を切る役目として毎年、先頭と決まっているのですが、その次を「山一番」といってくじを引いて決めるのです。各町内の代表の皆さん、羽織袴で正装し、市議会議場で市長立会いの下でくじを引くのです。

今年、山一番を引き当てたのは、前祭りでは5年ぶりに孟宗山(もうそうやま)、後祭では役行者(えんのぎょうじゃ)だそうです!

何故、こんなに熱く語っているかと申しますと、3年前に本屋で「祇園祭手帳」なるものを購入したのがきっかけで、興味がむくむくと膨らんだのです。

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祇園祭のことが詳しく載っているだけでなく、各鉾の御朱印が押せる仕様になっていて、スタンプラリー好きの私は迷わず手に入れたのが始まりでした。

初めてその本を持って出向いたときに、偶然立ち寄ったのが、その年の山一番だった郭巨山で、受付をしてくれた方がとても気のいい方だったのです。「今年は山一番だから、スタンプも特別だよ」と、その年だけのスタンプを押してくださり、山一番の“特別感”を語ってくださったのが心に残ったのです。

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それからは、誰でも鉾が引けると知って放下鉾の山鉾ひきかきぞめを体験したり、菊水鉾でお茶とお菓子をいただいてお皿を集めたり。担任していたお子様の保護者から「職場でいただいたのでおすそ分け・・・」といただいた粽に、かわいい桜がついてあり、鉾によっての凝った趣向の違いを楽しむのがうれしくなりました。

お子様がご一緒だと、蟷螂山のからくり仕掛けを楽しむのもおすすめですよ。

幼稚園の南門や、うめ組の靴箱上にもパネルが飾ってあるのでお祭り気分を楽しんでくださいね♪

Maikka