おもちパーティー2018

この週末、寒さが一段と厳しくなり本格的な冬の到来を感じました。

暦の上で12月13日は正月事始めとされており、昔からお正月を迎える準備にとりかかる日で、広野幼稚園では毎年この日におもちつきを行います。

せいろで蒸したもち米を石臼でつく・・・と言えば一言で終わってしまいますが、何せ現代の家庭では滅多に見られないおくどさんで大釜に湯を沸かし、せいろを積み上げて・・・というだけの場のセッティングですら「・・・どうやって置くの?」という保育者ばかりです。

おもちが冷えないように、つく直前まで石臼を温めておいたり、きな粉が作られる過程、ほうらくでの炒り豆からひき臼まできな粉が作られるのがわかるコーナーを設けたりと各所にいにしえを学ぶ環境を整えるのですが、子どもたちのみならず、私たち保育者も日本古来の文化を学ぶ行事となっています。

私自身、今年の新たな発見は「もちつきは小突きで決まる」ということです。

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蒸し上がったもち米を杵でグイグイ押してつぶすことを“小突き”というのですが、もち米が熱いうちに素早くつぶさなくてはならないので、相当力がいる作業なのです。

この作業でおもちの伸び方やおいしさも違ってくるのだそうです。

何年もおもちつきを経験していましたが、おもちをつかれている場面で「よーいしょ、よーいしょ」と声援を送ってばかりいましたので、つく前の段階がそんなに大変だとは思っていなかったので目からウロコでした。まさしく縁の下の力持ち、陰ながらの苦労があってこそ子どもたちにおいしいおもちを食べてもらえるのですね。

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力自慢のお父さん、おじいちゃん(それこそ昔とった杵づか!)、来年のおもちパーティーのご参加お待ちしています。

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そして幼稚園のおもちパーティーから二日後の土曜日、ききょう塾でもおもちパーティーを行いました。

エプロン、三角巾をつけていざ、園庭へ!

運転士の長野さんと山本さんにも協力いただき、子どもたちも力を振るいます。

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三年生は、二人で杵をつき合う息ピッタリの見事なつき手としてがんばってくれました。

ばばばあちゃんのおもちつきをを読み、きな粉だけだけではなく色々なトッピングを用意して子どもたちが好きな味つけでいただきます。

あまりご家庭ではされない秘密のトッピングも小学生たちには毎年大好評です。

(どんなトッピングか気になる方はお聞きくださいね♪)

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たくさんおもちをいただいたあとは、場所を講堂へ変えて三学年でのレクリエーションタイムです。

お助けしっぽ取りゲームやドミノリレーなどを楽しみ、最後にはみんながお待ちかねのプレゼント交換をしたのでした。何が入っていたのかな?

 

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みんなが選んだプレゼントは誰の手に・・・♪

来週で2学期のききょう塾は終わりますが、ウインタースクールに来られる方は申し込みの受付は20日までですので忘れないでくださいね。

 

年末年始の準備であわただしくなり、事故も増える時期ですのでそんなときこそ周りへの注意を怠らないよう子どもたちへ呼びかけてくださいね。

良いお年をお迎えください。

 

Maikka