見えないところの育ち
当学園の朝の自由遊びは、
園庭や保育室と両方で遊んでいます。
大人が見えていないところでは、
どのように遊んでいるのでしょう。
年少のクラスでは、
電車を長く長くつなげて、遊んでいます。
クラスに人が少ないから、
邪魔されずにできるのでしょう。
年中組のクラスでは、
自分達でままごと遊びの準備をしています。
ダンボールで扉をつけたり、
服を着替えたりと、
遊び場を自分たちで構成しています。
年長組は、
運動会で演技した、
「組体操あそび」をしています。
行事を自由遊びで再現することは、
経験が蓄積された証でしょう。
子ども達は、
見えないところでも、
自ら遊んでいます。
見えないからこそ、
思いっきりできることもあります。
大人の目が行き届きすぎることは、
かえって子どもの育ちを妨げることもあるのです。