園児の生活

お泊まらない保育「もりのこっこ夏(年長)」

お泊まらない保育「もりのこっこ夏(年長)」

 

年長組の子ども達が、親元を離れて長時間ともに生活する経験。

今年度は、

新型コロナウィルス感染予防のため、

宿泊出来ないので、

子ども達から発生したネーミング、

お泊り保育日帰り版「お泊まらない保育」です。

 

 

 

【お泊り保育の基本方針】

・自然にふれる

・協力(一緒に生活、チャレンジ)

・普段出来ない体験

【お泊り保育、今年度のねらい】

・ 自分で様々な事に挑戦する。

・自然の中で、他児と協力したり助け合ったりして過ごす。

 

 

「もりの子っこ」とは、

「鎮守の杜(もり)の子ども(つまり当学園の子ども)」が、

「森の子ども」になるという意味です。

・遊具のある場所、いきません。

・自然のある場所に、いきます。今年度の子ども達、 「森のこども」になあれ。

大人が意図して作った

CDで作った額帯鏡を付け、

鏡を見ながら、

ままごとに勤しむ子ども達。

 

 

 

 

 

 

 

子どもが自ら遊ぶには、

大人が意図して作った遊びの環境があります。

 

きっと先生は、

「うふふ。やっぱり使って遊んでいるね。」

なんて思っているでしょうね。

遊びは生まれます

舞台上?で繰り広げられる、

合奏タイム。

 

 

 

 

 

 

 

 

何だかよく分からない中に、

遊びは生まれます。

ここで見られるのは

年長さんが、

細かいビーズを使った製作をしています。

一つ一つ指先で、

丁寧につまみながらじっくりと。

 

 

 

 

 

 

 

ここで見られるのは、

手先の「巧緻性」だけでなく、

「継続力」、「集中力」も垣間見えます。

最高潮に

0歳児の子どもは、

カリカリ土を触ります。

 

先生は、

行動を見守りながら、

ゆっくりとお付き合い。

 

 

 

 

 

 

 

見た目の時間は、

ゆっくり流れていそうですが、

子どもの興味は、

最高潮に駆け巡っています。

「今」を生きています

年少さんのお絵かきです。

 

「私は、自分のお家を書いているの~」

「私は、〇〇先生のお家を書いているの~」

「僕は、赤色が好きやねん」

 

 

 

 

 

 

 

この時期の描画は、

完成品を作る楽しみより、

今まさに「書いている瞬間」を楽しんでいるのです。

 

過去や未来ではなく、

「今」を生きています。

酸っぱい匂い

子どもが、

半分に切った柚子を

大人に「見て見て~」と。

 

 

 

 

 

 

 

匂わせてもらい、

「酸っぱい匂いがするね~」

というと、

他児も嗅いでみながら「酸っぱい匂いがする~」

 

 

 

 

 

 

 

こんな素朴な原体験ですが、

自然の匂いを嗅ぐ経験、

みんなしていますかね。

特にこの敏感期の子ども達に対して。

本音を言うこと

子ども同士とトラブルです。

 

先生が丁寧に聞きながら、

自分の気持ちを伝えあいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

皆さんは、

気持ちを出せていますか?

出せているというのは、

うわべのコトではなく、

本当の自分の気持ちです。

 

出せていなければ聞くことが出来ません。

 

今のうちに体験しておきたいです。

キレイごとではなく、

本音を言うことを。

調べられる準備

文字を調べて書く年長児です。

 

園では平仮名を、

先生が一斉主導で教えることはありません。

ただ書きたい時に、

調べられる準備はしています。

連携と工夫

連携と工夫があります。

 

セミを取るため、

ビールケースを支える子と、

セミを撮る子と、

役割分担です。

 

 

 

 

 

 

自分達で様子を見ながら出来ることは、

社会性の育ちを感じます。