5歳児
「見るではなく、視る」
園庭の片隅に置かれ(忘れられ?)ていたタニシを拾い、
生きているかどうか観察している、
5歳児の男の子。
「死んでんの?」
「どうだろうね。」
「触らずじっと見たらわかるかもよ。」
触りたい感情を抑えて、じっと様子を見ている。
「あっ、動いた」
「なんか出てきた。目かな。」
タニシが出した触角に驚いている。
この男の子は、ただなんとなく「見た」ではない。
つぶさに観察しようとして「視た」のである。
主体性がとてもある「観察」である。
この「視る」にこそ、学びがある。
2013/10/01 10:17 PM | カテゴリー:園児の生活 | 投稿者名:encho