4歳児

「金魚の死」

 

正門前の金魚は、

ついに死んでしまいました。

 

思いやっていた子に声をかけると、

すぐに埋葬してくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

埋葬するときに、

決して「クサい」、や「気持ち悪い」という言葉は、

聞かれませんでした。

 

「生命」の存在を、

無意識に感じたのでしょうか。