園庭

園庭に落ちていた沈丁花(じんちょうげ)の枯れた枝を、

削って匂う子ども達。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ダイコンのにおいや」などと言いながら、

自分の知識をもとに、

思考能力をフル活用している。

 

これが「思考力」の育成となるのでしょう。

園庭

園庭で裸足で歩く子ども

 

 

 

 

 

 

 

 

 

落ち葉の感覚を感じているのだろうか。

5歳児

「見てみて 赤の水」と言って、

年長の女の子たちが、

嬉しそうに見せてくれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水の正体は、

ヨウシュヤマゴボウの色水。

 

子どもの不思議さを感じる観点は、

やはり個性的。

2歳児

三輪車に乗っている時にコケて、

泣いていた男の子。

 

保育者は「頑張れ」と声をかけるが、

手を貸さなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

起き上がった時には、

「痛かったね。」

「自分でおきたね、頑張ったね。」との声。

 

こうして自立心が養われるのだろう。

1歳児

「けじめの儀式」

 

外遊びが終わり、部屋に帰る前に、

オジギソウを触っている1歳児クラスの子。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先生が子どもに

「オジギソウに、バイバイ おやすみしよう。」と語りかけ、

子どもがオジギソウに触る。

 

低年齢の子どもほど、

「けじめの儀式」をすることが多い。

 

普段の生活が安定することが、

子どもを安心させることだと、

改めて気づかされる場面である。

1歳児

1歳児の女の子が、

三輪車を「マタギ歩き」している。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「マタギ歩き」は、

三輪車に乗るための最初の段階。

 

この「マタギ歩き」から、

いつの間に「ペダル漕ぎ」になる。

1歳児

1歳児の女の子が、砂遊びをしている。

 

スコップを持つ手が、

上から握りこむ「上持ち」ではなく、

大人と同じ下から持つ「下持ち」で遊んでいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

遊びの中で、子どもは育っている。

0歳児

「歩けること自体が楽しい。」

 

二足歩行は、ヒトと、他の哺乳類と違いの一つ。

0歳児クラスの子どもが、

よちよち歩きを繰り返している。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目的地に行くことではなく、

単に歩けることが楽しい。

 

大人がすっかり忘れてしまった、

思いでの一つである。

ひと昔の光景

本日は、庄内幼稚園の創立記念日(63年)で、

幼稚園児はお休み。

登園しているのは、庄内たちばな保育園児と、

庄内幼稚園の預かり保育の園児です。

 

午前中の園庭遊びの様子です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当学園は、ひと昔の子どもの遊びを目指しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

異年齢の子ども集団で、

大人の緩やかな見守りの中、

自分たちで遊びを考え、作り出す。

 

年上の子どもは、

年下の子どもに文化や知恵を伝え、

年下の子どもは、

年上の子どもに尊敬を抱きながら真似をする。

 

そんな環境を作り出すことを目指しています。