遊具を直すのは誰のため
「先生、これ壊れた。直して下さい。」
年長児が、長縄跳びの台を持ってきた。
思わず「はい。わかりました。よく言ってくれました」、
と言ってしまいそうな場面。
しかし今回は、
「じゃあ手伝ってあげるから、一緒に直そう。」と促した。
一緒にねじを回し、
釘を打ちつける。
本当の主体性は、
遊びを準備をするところから始まり、
片づけをする所で終わるだけではない。
よりよく遊ぶため、
自ら改善する努力をすることこそが、
必要かもしれない。
「上げ膳据え膳」では主体性は育たない。