9月2014

寄り添い

朝のバス通園のひとコマ。

 

気の乗らない子に対して

「一緒に行こう」と誘い掛ける女の子。

 

 

 

 

 

 

女の子が いろいろ声を掛けたり、

靴を持ってあげようとしたりするが、

男の子は、なかなかその場から立ち上がらない。

 

でも女の子は 先に行くでもなく、

とても根気よく つきあってあげている。

 

「寄り添う」とは、

こんな風に 根気よくつきあってあげることでしょうね。

美化ボスター

年長さんが、

美化ボスターを書いています。

テーマは「自分がきれいって思う所を描いて」です。

みんな部屋を飛び出し、

思い思いのところで 絵を書いています。

 

 

 

 

 

 

 

遊具を書く子もいれば、

園庭の池を書く子も。

 

 

 

 

 

 

 

子どもの「綺麗」は、

大人の価値観である、

整理整頓された美しさではなく

 

どうやら 自分の心に残る

「楽しかった記憶」のようだ。

 

ブロッコリ

年少さんが、

ホームセンターに 苗を買いにゆきます。

 

 

 

 

 

 

 

先生と一緒に 選んで 購入。

 

 

 

 

 

 

 

秋冬野菜と一緒に

みんなも大きくなるんだろうね。

民生委員 研修会

豊中市南部の 民生委員さんたちが、

研修会で 園見学に来られました。

 

見学40分 園からの説明40分

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

近くにお住まいの民生委員さんたちに、

学園の事をご理解いただける機会を頂けたこと、

たいへん嬉しく思います。

 

地域の方々と、

連携をするきっかけとなればと思います。

じっとと

年長さんが

虫眼鏡を使って 枯葉を焦がしています。

年中組の時にやったことを 急に思い出したように。

 

 

 

 

 

 

 

じっと 煙が出るまで。

じっと 動かず 言葉も発さず。

じっと 熱中して。

演奏会

在園児保護者のお父さん先生が、

得意のドラムを披露。

 

 

 

 

 

 

 

先生とギターとピアノと共にセッションして、

一緒に歌を歌いました。

 

とびら

小屋の入り口に

扉代わりの板を置くことが、

はやっている。

 

 

 

 

 

 

 

小屋の中では、

しっかりと ままごと生活が営まれている。

 

 

 

 

 

 

 

子どもも 遊びは真剣なようだ。

 

 

 

 

臨終を看取る

年長組で飼っていた、

あのアイドル的存在のハムスターが、

突然死んでしまった。

 

朝は、横たわりながらも、

かろうじて、体で呼吸をしていた。

 

本やネット、獣医さんにも電話して原因を調べて、

「低体温かな」と、

温めてやりもした。

砂糖水を飲ませたりもした。

 

だけども 昼に 静かに息を引き取った。

 

 

 

 

 

 

 

 

臨終の時に立ち会った年長児たちは、

終わりの会を取りやめ、

ハムスターを お墓に埋めた。

 

「泣きそうになっちゃう」と、

口々にセリフがこぼれる。

まるで、 クラスメイトを弔うかのように。

 

 

 

 

 

 

 

 

今、少子化核家族では、

共に生活したものが、

弱り 衰弱し 息を引き取る場面を 看取ることが無くなった。

 

「楽しかったよ、 みんなでハムスターを囲んでご飯を食べて。」

 

当学園が、

クラスで生き物を必ず飼っているのは、

こんな「生と死」に向き合ってもらう教育活動である。

 

愛しいものと、共に楽しく生活する経験。

しかし愛しいものが、帰らない経験。

大事な存在を失うことは、

言葉では教えることはできない。

上に乗って

自分たちで ビールケースをせっせと運んで、

並べて 上に乗って遊んでいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

昔はこんな姿が たくさんあったんだろうね。

自然との共存

正門前のサクラに、

「マイマイガ」や「アメリカシロヒトリ」の毛虫が出てきた。

9月になったら恒例の発生。

 

毒性による危険性はないが、

かなりの食欲で、

葉っぱを大量に食べるので駆除します。

 

当園は 薬物による害虫駆除は、

子どもの人体影響を考え一切していません。

地道に、こまめに捕獲して焼殺します。

 

 

 

 

 

 

 

「何で殺すの?」

「桜の葉っぱを全部食べちゃうからね。」

 

こうやって、

生活の中で 自然との共存を体感してゆく。