5歳児
5歳児の男の子が、
虫網の取りあいをしていた。
取り合うあまり破れてしまった。
経過を聞くと、
2人とも自分の無罪と相手の非を並べ連ねる。
「そうか、お互いの言いたい事は分かった。
けれど私は見てないから、どちらが本当か分らない。
ただ、取り合いしてみんなの虫網が敗れたことは間違いないよね。
2人で修理して。」
2人は、黙ってうなずき、
渡した麻ひもで修理を初めた。
終わった後に、
「修理してくれてありがとう。
ただ、今度は取り合いはやめた方がいいな。
口で言い合いな。」
2人は黙ってうなずいた。
自分のやってしまったことを理解し、
きちんと振り返れることが出来るようになった。
2013/07/02 11:38 PM | カテゴリー:園児の生活 | 投稿者名:encho