4歳児

年中の男の子が、

3歳児の女の子に、誤って竹のとゆをあててしまった。

あたったといっても「こつん」、という程度。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ごめんね」

「ごめんねって!」

何度謝っても、女の子は泣きやんでくれない。

困り果てる男の子達に、女の子が割って入った。

「先生の所にいこ。」

「えっ!?」

男の子は、自分の担任の先生にいいつけられると勘違いした。

「大丈夫。女の子の担任の先生だから。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな気遣いができるのかと感心していると、

そそくさと、泣いている女の子の手を引いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

担任の先生に様子を伝える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最終的に、

泣いていた3歳児の女の子は、

担任に抱かれて安定していた。

 

トラブルを自分達で解決できる能力は、

大人が「見ながら見ていないよう」に見守ることでつくのではと感じる。

園庭

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「先生、ココア!」

砂で作っているのかと思いきや、

キノコの胞子を使っていました。

本物のココアの粉のような、感触と色。

 

日々、こどもたちの遊びは進展していっています。

 

園庭

以前流しそうめんに使った竹を、

短く切って園庭に置いておきました。

回旋塔をはずし、

広いスペースを確保しています。

 

これが、子ども達の興味を沸き立たせたようです。