美的な心を育てる関わり
5歳児の女の子2人に、
「こうすれば飾ることが出来て綺麗だよ」と、
花壇のビオラを使って、
一緒に小さな「一輪ざし」を作った。
材料はゼリー容器や包装紙と、
すべて廃材庫にあるものばかり。
「担任の先生に、置いていいかどうか聞いておいで。」
と促すと、
すぐに2人は聞きに行った。
「置いていい?」
「あら、かわいい。 いいの作ったね。 お部屋がきれいになるね。」
女の子は微笑んでいた。
美的な心を育てるのは、
綺麗な草花があるから育つのではない。
それらを「綺麗ね。」と、
子どもと共に寄り添ってやる大人がいてこそ育つ。
「感性ある大人の関わりが、美的な心を育てる。」、
と感じた場面だった。
2013/07/02 11:14 PM | カテゴリー:園長通信 | 投稿者名:encho