美的な心を育てる関わり

5歳児の女の子2人に、

「こうすれば飾ることが出来て綺麗だよ」と、

花壇のビオラを使って、

一緒に小さな「一輪ざし」を作った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

材料はゼリー容器や包装紙と、

すべて廃材庫にあるものばかり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「担任の先生に、置いていいかどうか聞いておいで。」

と促すと、

すぐに2人は聞きに行った。

「置いていい?」

「あら、かわいい。 いいの作ったね。 お部屋がきれいになるね。」

女の子は微笑んでいた。

 

美的な心を育てるのは、

綺麗な草花があるから育つのではない。

それらを「綺麗ね。」と、

子どもと共に寄り添ってやる大人がいてこそ育つ。

「感性ある大人の関わりが、美的な心を育てる。」、

と感じた場面だった。