アートに囲まれた1週間★
2月18日(火)から22日(土)に、高槻双葉幼稚園の作品展、「ふたばアートウィーク」がありました。
お菓子の空き箱にトイレットペーパーの芯といった廃材が、子どもたちの手にかかると素敵な作品に大変身!!各クラス、個性あふれる作品と、4月からの1年間で子どもたちが描いた絵を展示しました。
アートウィークでは、各クラスごとに作品テーマがあります。それはそのクラスによって、今までの子どもたちの遊びの様子からテーマを決定したり、子どもたちの大好きなものをテーマにしたりと様々です。
例えば年少の一クラスでは、子どもたちがずっとパンを作ってパン屋さんごっこを楽しむ姿がありました。
そこで、テーマは「パン」に決定!!子どもたちとどのようにテーマを決定したか、子どもたちがどのように取り組んできたか、保護者の方には見て頂けない保育中のアートウィーク舞台裏の子どもたちのかわいい姿や頑張りを、どのクラスもこのように各担任が解説(*^-^*) そして作品を展示しました。
年中と年少は、廃材を使って作品を作りました。テーマに沿って自分でイメージした形にしていきます。
年中 「虫」 「海の生き物」
「だるま」 「遊園地」
年少 「乗り物」 「動物」
「お人形」 「パン」
材料を選び、道具を選び、自分のイメージした形に近づける為にこだわって工夫する姿も見られました。手を絵の具やボンドだらけにしながらも、集中して作っていました!!
年長児は、この1年間で楽しかったことを幼稚園の思い出製作として、紙粘土で表現しました。
「鍵盤ハーモニカ」 「遠足の動物園」
そして、年長はクラスみんなで取り組んだ、カプラ(積み木)の集合製作!!各クラスごとにテーマを考え、設計図を書き、みんなで少しずつ作り上げていきました!!
そして完成!!!
ふじ組 「アメリカのアニマルタウン」(ずっと遊んできたサーカス遊びにちなんで)
まつ組 「まつ組の楽しかった思い出」
もも組「お姫様のお城」 あやめ組「何でもある遊園地」
各クラス、何度も話し合い、みんなの意見をひとつにまとめて作品をつくっていく過程の子どもたちを見ていると、今まで培ってきた色々な力を発揮し、友だちの意見を聞き入れ、どうすれば整合性がとれるか自分たちで考えていました。本当に成長したな~とただただ感心(*^-^*)
実はそんな毎日の取り組みの舞台裏では、、、アートウィーク開催に向けて、ほぼ完成に近づいたある日、何と何と・・・(>_<) まつ組で、真ん中の塔の大作が崩れてしまうハプニング!!!
突然カプラが崩れ落ちる音に固まる子どもたちと、茫然とする担任(笑)。こんなこともありますね(笑) でも!!そこからの復活は素晴らしいチームワークでした!!作り直す行程で、更に工夫を加えてはじめの作品より進化したものが仕上がり、無事に当日を迎えることができました!!
その他、年長では、保護者の皆様に、「うちの子自慢」と称して、作品参加をしていただいています。「うちの子、こんなに素敵なんです!!」を思いっきり自慢していただいた紙を展示しています。
子どもたちは、自分の用紙をとっても嬉しそうに紹介してくれます。「あ~家族に大切に想ってもらっていることが伝わっているんだな~」と、その表情を見ているだけでこちらも温かい気持ちになります。友だちのも、みんなでよく見合っていましたよ。
アートウィーク期間中には各学年の保護者お別れ交流会もあり、その中で、頑張って作った作品を親子で見て回る時間がありました。
子どもたちは、この時間をとっても楽しみにしていて、自分の作品や絵について、保護者の方に一生懸命説明していました。
保護者の皆様からも、「あんなにしっかり説明してくれて、想いを込めて作ったんだなということが伝わりました」、「家ではあまりしない製作や絵があんなに表現できていて成長を感じて嬉しい」、「クラスの友だちと一緒に頑張ったことが伝わる」という感想が多く、この1年での子どもたちの様々な面においての成長を感じていただくことができたことを私たちも嬉しく思っています。
子どもたちの素敵な作品に心癒された1週間でした(*^-^*)
2020年3月4日 12:42 PM | カテゴリー:園行事 | 投稿者名:tfutaba