★生活発表会★
運動会が終わり、12月の生活発表会に向けて各クラスで歌や劇・合奏の練習に取り組んできました!!新型コロナウイルスが再び猛威を振るいだし開催が危ぶまれましたが、感染拡大予防対策をとり、子どもたちもマスクを着用して、何とか予定通りにクラスごとに開催することができました。
年長・年中の演目は、歌・合奏・劇、年少の演目は歌・オペレッタです。
<年長 はじめのことば・歌>
いよいよ始まった生活発表会!!スタートは子どもたちが考えた「はじめの言葉」です。見に来てくれたおうちの人に何て伝えたい??とみんなで考えました。
<年長・創作劇>
年長の劇のストーリーは、絵本をもとにした各クラスオリジナルのものです。1学期からのクラスでの子どもたちの遊びの様子をもとにテーマを決めています。例えばお店屋さんごっこが発展していたクラスは、商店街のお店屋さんで繰り広げられる劇だったり、というようなものです。普段の遊びと劇遊びがリンクすることで、全員のイメージが共有しやすくなります。そこから、「ここはこうしたらよくなるかな?」「ここにこんな道具がいるなあ」など、子どもたちと一緒に考え、劇を作り上げてきました。
練習では、子どもたちが舞台監督になってくれる場面も!!
各役の中から、日替わりで「リーダー」を決め、そのリーダーさんが台本を片手に舞台監督!!自分たちで気づいたことを同じ役の仲間に伝えに行きます。
その他にも、自分たちの練習風景をビデオに撮ったものをみんなで鑑賞し、振り返り!!「え~!!バッチリやと思ってたのに全然声聞こえてへんやん!!」「ここに立ったら道具が見えへん!!」などなど自分たちでの気づきを次回からの練習に活かす姿がありました。実はこれ、運動会の時も同じことをしていて、その時の経験がしっかり生きているな~と成長を感じました。
「ふじ組 ふじぐみ遊園地」
「まつ組 ふたば商店街のパーティー」
「もも組 不思議の森の大冒険」
「あやめ組 楽しい・嬉しい・家づくり」
年長の劇は、幕内からの手作り小道具・大道具の出し入れも自分たちで頑張ります!!
自分たちで作り上げた!!という気持ちで自信を持って迎えることができた本番。本番を迎えるまでの過程を含め、子どもたちの一生懸命頑張る姿と発揮してくれたみんなの力に本当に大きな感動をもらいました。
<年長 合奏>
年長になると、楽器がたくさん!!
和合奏♪
洋合奏♪
洋合奏にするか、和合奏にするかも、クラスみんなで決めました。1学期から楽器遊びを通して様々な楽器に触れ、自分たちは洋と和のどちらの演奏をしたいかを話し合いました。
楽器遊びを通して色々な楽器を経験し、そのあとに合奏で自分が担当したい楽器に立候補!!子どもたちの話し合いの中で楽器担当を決定しました。自分のしたい楽器担当になれた子、そうでなかった子、様々だったと思います。自分の中で気持ちの折り合いをつけること、意思表示・主張をすること、相手の気持ちを考えること、色々な気持ちについて子どもたちとクラスで話をしてきましたが、子どもたちには試練となったこともあったと思います。その気持ちをどう乗り越えるか、というところを大切にしたいと思って子どもたちと向き合ってきました。子どもたちは様々な気持ちを抱えていたと思うのですが、みんな当日はもちろん、練習でも一生懸命自分の担当楽器をやりきってくれました!!そんな子どもたちのひたむきな姿には本当に感動しました。
<年中 劇>
年中児は、昔話や童話に少しアレンジを加えて劇で表現します。1学期から絵本で昔話や童話を楽しんできました。劇中に役ごとのダンスや歌があるのですが、そこを、役ごとに子どもたちが話し合って決めることに挑戦!!ダンスではポーズをどうするのか、自分の意見を伝えようとしたり、まわりの友だちの意見に合わせて譲ったり、一生懸命考える姿がありました。年少の時より、自分たちで話をすすめることができていたり、相手の気持ちを考えようとする姿が見られたり、さすが年中さんだな!と頼もしく思いました。
お客さんを前に、はじめは少し緊張した表情でしたが、劇が進むにつれてその表情もやわらぎ、頑張ってきた練習の成果を発揮できていました!!保護者の方の感想でも、年少の時に比べて、自分で具体的に頑張る目標が持てるようになっていることに成長を感じたことや、自分のことだけでなく友だちと一緒に頑張っている姿が嬉しかったということなどが多く書かれていて、発表会を通しての子どもたちの育ちが伝わったことをとても嬉しく思っています。
みんなで考えたダンスやセリフを精一杯伝える姿!!とってもかっこよかったよ!!
<年中 歌・合奏>
幕が開く時、子どもたちからはこんな風に見えています(^^♪
その時の子どもの顔を横から見ていると何とも凛々しい!!「さあ!幕が開くぞ!!」と意気込んでいるのと、少し緊張しているのが伝わります。
幕が開いて、歌がスタート!!
年中の合奏は、キッズコンガ・ドラム・マラカス・タンバリン・ウッドブロック・トライアングルのパートに分かれて演奏します♪
楽器ごとにリズムが違うので、先生のピアノをしっかり聞こうとしている真剣な表情がとっても素敵でした(^^)
<年少 オペレッタ>
年少さんは初めての生活発表会!!オペレッタでは、かわいい動物たちに変身!!
各クラス、1学期の子どもたちの遊びの様子からお話のテーマを決定★ 生き物に興味を持つ子が多かったクラスは「昆虫探検隊」、おばけごっこを楽しんでいたクラスは「ばけばけどうぶつおばけ」というように、各クラスのお話が決まりました。
「キラキラの衣装を着るんだよ~!!」とおうちで話していた子も多かったようで、子どもたちは舞台での発表をおうちの人に見てもらえることをとっても楽しみに本番を迎えました。
セリフも頑張って言えました(^^) 役ごとにダンスのポーズを決めたり、おばけの話のクラスは「何おばけに変身するか」を決めたり、子どもたちと先生が一緒に「みんなで一緒に決める」ということにチャレンジしました!まだまだそれぞれの自己主張が強く、なかなか決まらない場面もありましたが、時間をかけてみんなで話していくと、譲ることができたり新しいアイディアが出たり、最後はみんなでひとつの意見に決めることができました★それって本当にすごい!!子どもたちも「自分たちで考えた!!」という想いをもっておうちの人に見てもらえたことが大きな自信に繋がったと思います。
<年少 歌>
毎日クラスでは歌を歌って楽しんできました♪ 今日はおうちの人に聞いてもらおう~!と、張り切って舞台に立ちました(^^)
2学期の半ばから取り組んできた生活発表会練習。どの学年・クラスも、クラスの友だちとのかかわりが深まり、クラスとしてのまとまりが出てくるこの時期に、クラスみんなで一つの目標に向かってイメージを共有しながら話し合ったり練習したりしてきました。その中で色々な気持ちを感じた子どもたち。楽しいことばかりではなく、マイナスの気持ちもあったと思います。それでも途中でやる気をなくしてしまうことなく、最後まで頑張ってやり切れたことは本当にこの先の大きな財産になると思っています。
コロナのことがあり、保護者の皆様には他学年の発表を見ていただくことはできませんでしたが、子どもたちは普段の練習で、密にならないクラス数がホールで他学年・他クラスの演目を見合うことができました。年上の学年の劇・歌・合奏を見て、憧れの気持ちを持つことはもちろん、「自分たちもやってみたい!!」と真似できる声の出し方、舞台での立ち方などを自分たちで意識する姿がありました。このように、子どもたち自身が自分で「やりたい!!」と思って取り組む時に本当の成長が見られると思っています。そして今年もその成長や頑張りがたくさん見られたことをとても嬉しく思っています!!
これからも、「何ができたか」「出来栄えはどうだったか」という結果ではなく、「どう取り組んだか」「どんな気持ちを経験できたか」という経過を大切に、子どもたちと一緒に毎日を楽しみたいと思います!!