「ねえみてみて」
年長になりたての女の子が、声を掛けてきた。
「ねえ、のぼれるようになったよ。」と、砂場横のウッドデッキを指差した。
「・・・え?のぼれるようになったの!?」
彼女は年中の時、何度も何度も挑戦したが、登れなかった。
2・3度失敗した後、登ることができた。
「お~い、先生~。」と、通りかかった先生を呼ぶ。
この、登れる子のみが見下ろせる景色は、
もしかしたら、忘れることが出来ない景色となるかもしれない。
自分でやり遂げた達成感と共にあるから。
この気持ちを「自信」とよぶのでしょうか。それとも「乗り越える力」というのでしょうか。
いずれにしても、大人が教えることは出来ません。
2013/04/11 1:09 AM |
カテゴリー:園児の生活 |
投稿者名:encho
「大丈夫、大丈夫。」
初めての登園日。
お母さんと離れて、泣いている男の子。
「大丈夫、大丈夫。」
「大丈夫、大丈夫。」
様々な人が声を掛けます。
安心していいんだよ。
ちょっとずつ、
ちょっとずつ伝わってくれると信じて声を掛けます。
「大丈夫、大丈夫。」
2013/04/11 12:53 AM |
カテゴリー:園児の生活 |
投稿者名:encho
「発見」
先生と一緒に、
菜の花の種を、
少しずつ、
少しずつ皮をむきながら、
ちいさな、
ちいさな種を見つけました。
子どもは熱心に見ています。
これを探求心がくすぐられている状態、「熱中」というのでしょう。
2013/04/11 12:46 AM |
カテゴリー:園児の生活 |
投稿者名:encho
幼稚園保育始めで、学園の子どもがみんなそろった初日。
創立記念日で休みだった小学生が、お兄ちゃんお姉ちゃん先生として来てくれました。
回旋塔を管理してくれる1年生
新入園児のお世話をする4年生
釘の打ち方を教える1年生
年長児より園をよく知っている子どもがきてくれる制度、「お兄ちゃんお姉ちゃん先生」。
以前の地域社会では、この子たちを「ガキ大将」と言っていました。
遊びの文化を継承する人たちでした。
2013/04/11 12:31 AM |
カテゴリー:園児の生活, 園長通信 |
投稿者名:encho