少しずつなじんで

保育2日目ですが 新入園の子どもたちも幼稚園の生活を少しずつ着実にわかりはじめています。

 

 

 

 

 

 

バスを降りてからもスムーズに玄関に入り 靴の脱ぎ履きをして 排泄や手洗いも 進級児のおねえさんおにいさんに助けられながら自ら取組んでいます。手洗いでは年長青バッチのお友だちに促されてきちんとならんで順番を待っていました。

 

 

 

 

 

 

入園当初 緊張や不安からか家から着て来たものを脱がずに過ごす子どもの姿をみかけます。年少のこの男の子も保育初日の金曜日はほとんど泣き通しでした。今日は泣いてはいないものの帽子とジャンバーをなかなか脱ぎたがりませんでした。

ドンリュウが「ぼうしとジャンパー脱がないのかい?」とたずねたら隣にいた年長青バッチの男の子が「いまはまだぬぎたくないんだって!」とそっと教えてくれました。「わかったよ」と言ってその場を離れました。

しばらくたってクラス毎にトイレに行った時 その子どもが自分でジャンパーをぱふぱふしていたので「暑いんだったら脱ぐかい?」と声をかけてみたら 自分から保育室のロッカーのところまで行って脱ぎはじめました。

ドンリュウが 「じゃ ここに掛けておこうね」と言いながらロッカーにジャンパーと帽子を掛けてあげたら すっきりした顔でトイレに戻って行ったので 男子用便器の前でズボンとパンツをおろしてあげたら自分でおしっこをして 手洗いもきちんと列に並んでから済ませていました。

その子なりの覚悟というか 踏ん切りがつくことが大事なのでしょうね。

今日はいろんなところでその様な場面がありました。我々保育者は援助はしますが 幼稚園の生活になじんで行くのはそれぞれの子どもの力です。