10月2014

菊の花

帰りのホール集会では お引っ越しする「ゆうき君」とのおわかれをして 教育実習生ともおわかれをして文化の日にちなんだ会をしました。

文化の日の由来についてのお話しを聴いた後 グループ活動で制作した動くおもちゃを代表さんに紹介してもらいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

その後 ドンリュウも子どもたちが先生からもらった折り紙の勲章と同じ(といっても金紙でサイズも大きい特別なもの)勲章をもらいました。

みんながドンリュウに勲章を授けた理由は 「幼稚園をつくった人で いつも みんなのためによりよい幼稚園にしようと努力している」から…。

先代の園長がこの幼稚園を本当につくった人ですが このセレモニー?はその時代からの変わらぬしきたりで ドンリュウとしては当初 権威的でやめたいな と考えていましたが 見方を変えてみたときに 権威的ではない本当の意味がわかったので続けています。

それは この勲章には 園長は幼稚園がみんなにとってより良い場所となるように不断(捲まず撓まず)の努力を惜しまないように という子どもたち 保育者たち みんなからの期待がこめられているのだと思うようにしています。

それは 何よりの励ましであり プレッシャーです。

集会の最後に歌う「菊の花」の最後の歌詞は 菊の花を「〜せんせいにあげよ♪」で終わります。

摘んだ大事なお花を あげたいなぁ おおげさに言えば 捧げたいな と思える人であるようになるまでには まだまだ だなぁ…。

ちなみに 子どもたちから 「このくんしょうなんこもっているの?」ときかれ 「まいとし1こづつだから 10こはもっているはず…」 とこたえましたが 9こでした。

 

 

 

 

 

 

秋の交通安全教室

今日は冬に向けて 交通安全指導員の方に来ていただき 交通安全教室を行いました。

今年度 2度目の教室とあって 指導員の方々は前回の内容を子どもたちといっしょにふり返りながら進められていました。

子どもたちは 質問や問いかけにハッキリと答えながら 冬道ならではの注意事項を理解して 実際の道路の通行にいかそうとしていました。

防災や交通安全については 子どもも大人も繰り返し気付きや学びの場を経験することが大切です。

ご家族の皆さんと過ごしている時も 幼稚園の交通安全教室で身についたことをお話しして実行することもあるでしょう。そんな子どもの様子を大切にしてあげてくださいね。

10月うまれのお誕生会

10月うまれのお誕生会がありました。

9月のお誕生会をお休みした二人もいっしょにお祝いしました。

 

 

 

 

 

 

今日はお父さんがお友だちと一緒にインタビューにこたえてくださいました。

先生方からのプレゼント 「ももたろう」のタペストリーも楽しんでいたね。

 

 

 

 

 

 

記念写真は保育アルバムに掲載しました。

子どもたちがあそんでいる平和公園のいちょう並木が鮮やかに色づきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

窯入れ

年長青バッチグループがこしらえたお皿と 職員研修で先生たちがこしらえた作品を素焼きするためにガリバーの陶芸窯に入れました。

素焼きがおわったら 釉薬をのせて再度焼成します。

ついでに 先週 ガリバーのガラスが割られていたので(地面に近い一番小さな窓ガラスですが…) 夕方 運転手さん方も作業しない時間帯の様子をうかがっていたら 専門学校の巡回指導の先生とのお約束をすっかり忘れてしまいました…。本当にスミマセン。

幼稚園に戻って裏口から入ろうとしたら ユウコ先生がドンリュウが約束をすっぽかした上に帰りがあまりに遅いので 捜索に出るところと出くわしました。(先週 眼球出血(何も問題ないものですが)したので めずらしく心配したのかなぁ)

その間に卒園生とお母さんがスキーを届けてくださっていました。せっかく来てくれたのに会えなくてごめんね。(ワクワクに向けたカンファレンスで食べた抹茶メロンパンとってもおいしかったよ。)

小学校探検

今日は学齢別のグループ活動が中心の一日です。

年長青バッチグループのお友だちが月寒小学校に出かけました。

児童玄関の表示から 月寒小学校の歓迎ぶりというか 心づかいが子どもたちにも保育者にも伝わって 出かける前の期待をはるかにうわまわる 大きく確かなものを感じ取ってきたことでしょう。

理科室などの特別教室では ひらがなの表示まであって 子どもたちが 様々な気づきを重ねながら 小学校探検ができるように配慮と準備をしていただきました。

月寒小学校の先生方 本当にありがとうございました!

今度は発表会の児童公開日におじゃまさせていただきます。

今は 幼稚園に帰ってきてすぐに 澤本はるみ先生といっしょに英語あそびをしています。

青バッチさんにとって貴重な体験の一日になったね。

 

初雪を観測?

今朝のニュースは 札幌市内も未明に初雪を観測したということでしたね。

でも みぞれまじりだったり 深夜だったり 朝からの気温もそんなに低くなく しばれた感じがなかったので 初雪が降ったね という実感はありませんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

今日から例年より少し遅めですが 朝と帰りの時間 隣接する平和公園でのあそびがはじまりました。

初雪?はすでにとけて 水たまりになっていました。

遊具があるスペース以外で 子どもたちは 自然の素材を相手に秋の景色にとけ込みながら 楽しそうにあそんでいました。

 

日曜参観

晩秋にしては とても暖かな日になりました。

紅葉に染まった平和公園の樹々の葉がひらひらと舞っている中 日曜参観を行いました。

兄姉が南月寒小学校のお友だちは小学校の発表会と日程が重なってしまい 参加がかなわない状況になっていまい 本当に申し訳ありませんでした。

いつも通り 家族て似顔絵を描きあって クラス皆で牛乳パックを使い 「虹のアーチ」「お菓子のお家」「どこでもドア」を制作しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

記念写真も大勢でしたね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年もお母さん方が調理してくださった豚汁をいただきました。とっても美味しかったね。

 

 

朝礼で

私が父の急病もあって 急遽 美晴幼稚園に勤務するようになったのが1991年の5月。

その年の札幌市私立幼稚園教育研究大会の記念講演の講師は 乳幼児の発達心理学がご専門で お茶の水女子大学で長く教鞭をとられた後 日本で唯一の私学の特別支援学校であった愛育養護学校に転出され現場で保育にあたられていた 津守 真 先生でした。

演題は「倉橋惣三と私の保育論」で 現代の日本の幼児教育の基礎を築かれた倉橋先生の保育論が中心のお話しだったのですが 講演の冒頭 津守先生が当時担当されていた子どもとのエピソードを語られました。

「この会に来るため出かける朝 担当している子どもが 滑り台の上で嘔吐しました。どうしてなのかいろいろ考えてみたのですが きっと この子はさまざまなことを受け入れきれずに葛藤していて そのことが嘔吐というかたちであらわれているのかと…」

なぜ 津守先生が市民会館に集まった市内の1,000名をこえる保育者にその事を語られたのか 当時の私には理解できず 20年の間 こころにひっかかっていた 大きな問い でした。

数年前のある日 美晴幼稚園で子どもの様子を見ている時 すっとその問いの答がわかりました。

人間が 人間関係や場に適応するということは その個人が他者(周囲)に何らかの働きかけをすることからはじまるのではなく その人が他者(人や場など自分以外のすべて)を受け入れることからはじまる ということ…。

このことを腑におとしたうえで 子どものこと 子どもたちのことをみると いろいろな意味で視野が開け 可能性も開けてきます。

今日の職員朝礼で 私から職員全員に このことのエッセンスを話しました。

私が20年のキャリアの中で気づいたこと すぐには理解できないかも知れないけれど 今朝 話しておきたかったのです。

 

青少年科学館

昨日は年長青バッチグループがプラネタリウムを鑑賞するため 青少年科学館へ出かけました。

2名程 暗いドームに入るのをためらった子どもがいたようですが プラネタリウムが始まってからは 天体の魅力的な世界にひきつけられ 楽しんでいたようです。

今日は 年中黄バッチグループと年少ピンクバッチグループが仲良く出かけ 科学館のアトラクションを楽しませていただきました。

この時期 学年を問わず 物事の仕組みや仕掛けを興味深く探求する様子がみられます。きっとぞれぞれに新しい気づきや発見をしながら楽しい時間を過ごしたことでしょう。

ドンリュウ園長は 一昨日 昨日と香川県高松市で開催された全日本私立幼稚園連合会の設置者・園長研修会に出席してきました。1日目は文部科学省幼児教育課の行政報告。2日目の昨日は「発達の視点からみた0~5歳の保育」の分科会に参加しとても示唆に富むお話しを聴かせていただきました。

先週の秋田市での公開保育と教員免許状更新講習、それから今週の園長研修会で とても本質的でこれからにいかされる気づきを得ましたので 週末の日曜参観でお話しさせていただきます。

幼稚園教諭の研修権

少し ブログをお休みしたかたちになりました。

先週 16日から18日まで秋田市に出張して 東北地区6県の私立幼稚園教員研修大会に併設された教員免許状更新講習の講師の仕事をしてきました。

この更新講習は午前中に公開保育を参観した上で 午後の講座にのぞみ試験を受ける合計6時間の講座です。

幼稚園から高等学校までの教員は 10年ごとに教員免許の更新を義務付けられており 更新に際しては合計30時間の講習を受講し試験に合格する必要があります。

金曜日はSIあそびの保育参観と白濱先生による講演会で親子降園となりましたが 午後は預かり保育をお休みとして 保育者全員で研修を行いました。

保育者が資質を向上し 具体の知識や技術を高めるためには 園内外問わず 研修の機会はとても重要です。来年度からはじまる子ども子育て支援新制度の検討においても 幼稚園教諭には研修権が保障されているものの 保育士には資格と事業の運営上 研修権が保障されていない実態があり問題となっています。

美晴幼稚園は新制度の給付型の幼稚園に移行しますが 保育職員の適切な配置を含め 研修の機会と内容をこれまで以上に充実させて 保育環境を整備してゆきます。