時間をかけながら

美晴幼稚園は連休明けまで午前保育ですが 2週間と1日の保育を終えました。

できすぎ といえるほど 順調に新しいメンバーでの美晴の生活がかたちづくられつつるようにみえます。

しかし 子どもたちは進級児を含めて まだまだ 環境の変化を受け入れきれずにいる というのが実態です。

お家での様子と 幼稚園での様子が180度といえるほど違いを見せる子どもが何人もいます。幼稚園ではとてもうまく適応しているように見えてもお家では荒れていたり 逆に お家ではとても落ちついているのに幼稚園では不安定だったり…。

幼児期の子どもは 「適応性」というか「順応性(従順)」があると言われますが 腑に落ちる程しっかりと環境に慣れ親しむには どの子どもも長い時間を要します。

一年あるいは二年、三年という時間をかけて じっくりと 集団とその生活に慣れながら社会性を身につけるというプロセスが 子どもたちをしなやかでたくましく育てます。

私たち大人はどっしりと腰が据わった態度とまなざしで 子どもたちを見守りたいものです。