あそびの構えと着想のやわらかさ

今日は朝から水あそびを初めてするには絶好のお天気でしたので(水あそびの準備は今日まで整う予定でもあったので) 活動の中に水あそびを入れました。もちろん 子どもたちは大喜び!! (予定になかったじゃない。とか、早速 着替えを汚して持ち帰るなんて…などとつまらないことを思う保護者は美晴にはいないはず)

 

 

 

 

 

 

ガリバーではないので 園庭に小さな家庭用プールを出してのあそびでしたから せいぜい容器の水鉄砲で水の掛け合いぐらい と思われるでしょうが 初日からちょっと違うおもしろいあそびもしていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上段左から花壇のトマトと枝豆にお水をあげている様子。中央は門扉の手前のくぼみにたまった泥水を足でバジャバジャして感触を楽しんでいる様子。右と下の段の左はピロティーのコンクリートブロックに水で模様を描きながら水が暖かくなっていることを不思議に感じている様子。下の段の中央と右はクラスが違うのでメンバーも時間も別々なのに、予め打ち合わせでもしたかのように芝生のくぼみに何回も水をはこんで同じ様な水たまりを作って「どろんこ温泉…」と見立ててあそんでいる様子です。

子どもが自ら気づき広げる着想は本当におもしろいです。もう一つ、注目したいのは上段の3人の子どもの身体の構えです。幼児は頭が大きく重たいので成人とは多少バランスが異なりますが、身体の側面(横側)からみて、足のくるぶしと肩を結ぶ線が垂直であると子どもの身体は安定します。しゃがんだ時も同じです。右の子は立ち上がろうとする瞬間なので少し前掛りになっていますが、右足と右肩を結んだ線は垂直な関係です。つまり、美晴の子どもたちは身体のこなしの構えが自然とできているこどもが多いです。

それから、保育室では七夕に向けた制作や実習生の活動の中でメダルを制作していました。その一コマから…。

 

 

 

 

 

 

イチゴミルクバスケットに使うメダルをつくりましたが、こんなイチゴのデザインのメダルを作った女の子曰く、「このイチゴはまだたべられないの…」

なぜだか分かりましたか? そうイチゴの実の一部が青いことに気づくでしょう。そんなたおやかな着想がホンモノの「かしこさ」といえるでしょう。