「おもらし」に変化が…

 排泄が完全に自立していなかったお友だちも、少しずつ幼稚園でおしっこができるようになっています。記録簿ではおもらしの報告が毎日のようにありますが、4月当初とは大きく違ってきていて、衣服はおしっこで濡らしていても実際にはトイレの便器でおしっこができるようになっている子がどんどん増えています。

 衣服をおしっこで濡らすのは、誰より本人が不快で嫌なものです。その事が自覚でき改善のために少しの努力ができることで、排泄が自立し自尊心がしっかりと心の中に位置づきます。

 そのことは、生活習慣が身につく以上に、子どもの成長発達にとって大きな意味をもってゆきます。子どもは自我がはぐくまれ排泄が自立するころから、自己有能感と肯定感が高まります。

【春日山 かすがやま第6号‘12/06/01から-2】