雪の園庭
何年ぶりだろうか、
園に雪が積もった。
朝の身支度が終わって、
寒さに負けず外に飛び出す子どもたち。
雪合戦をする子、
雪の感触を味わう子。
雪の中、暖をとる。
先生と作った小さな雪だるま。
この地域で雪が積もることは、
5年に一度あるかどうか。
つまり、在園中に一度あるかどうか。
「ああ、ドロドロになるから外で遊ばないでおこう。」や、
「今日は寒いし、行事前だしやめておこう。」では、
『多感な乳幼児期での、雪との出会い』という稀なチャンスを逃してしまう。
こんな時ほど、
「みんな、一緒に外に行こう!」といえる、
感性豊かな保育者でありたい。
それを喜べる園でありたい。