9月2012

エスカレーター 「動く」「動かない」どっち?

今朝 朝バスで おめあてのお友だちの隣に座れなくて泣いていた子どもが 泣きやんだかと思ったらクイズを出していました。

「エスカレーターは うごくでしょうか うごかないでしょうか?」

答えはどっちだと考えますか?

クイズを出した子どもの答えは「動く」 しかし 何人かの子どもが「動かない」という答えを言いました。それぞれの子どもたちの答えと考えはヒジョウに意味深いのです。

きっと 多くの大人は「動く」と答えるでしょう。そう、エレベーターやエスカレーターはその一部のカーゴや階段と手すり部分が動いて人を運ぶ機械(装置)だから。しかし、エレベーターやエスカレーター自体が建物や施設で移動するかといえば「動かない」ことは誰もが共通する答えでしょう。考える視点/観点が違えば答えも当然異なります。

つまり クイズの出題者の意図とは別に 答えとしては両方「正解」なのです。

この問題と同じような設問が OECDの世界統一学力テストの代表的な問題の一つにあります。いわゆる「らくがきの問題」といわれるもので 壁の落書きについて 風紀を乱すので落書きはいけないという主張と 芸術性の面からもすべてを排除すべきではない という2つの主張のレポートを読んで課題に答える という設問です。

先日 小学校の公開授業で 5年生が模擬討論(ディペード)を「動物園の動物は幸せか不幸せか」というテーマで行っていましたが ことばや表現は稚拙でも 生活に関係した視点での美晴の子どもたちの主張と論点は ひけをとらない楽しい話し合いでした。

 

月寒公園小遠足

今日は今週に入ってからの連日の雨もあり 出かけることができるか心配していた月寒公園への小遠足に出かけました。幼稚園を出たとたん パラパラと予期せぬ雨が降りましたが すぐにやんでくれてお天気になりました。

週末に月寒公園の改修に関してのアンケートをお願いしましたが きっとお家で子どもたちと公園の遊具が話題になったのではないでしょうか。たくさんのご回答ありがとうございました。私が子どものころとかわらない丘の遊具で美晴の子どもたちもたっぷりあそびました

 

 

 

 

 

遊具ばかりでなく 丘で走り回ったり 大雨でできた水が流れた後の溝などでもあそんでしましたし ナラの木の下ではドングリをたくさんひろっていました。

帰りに 月寒小学校によって 校舎内を少しだけ探検してきました。ちょうど 給食の時間でしたが「しょうがっこうのキュウショクはあたたかいんだって…」と兄姉が小学校に通っている子どもが話していました。

 

 

 

 

 

 

教頭先生が「今度 給食を食べてみませんか?」とおっしゃってくださったので アレルギーのこともありますが 小学校の給食をいただく機会を設けようかと考えています。

本当にいつも細やかなご配慮をいただく月寒小学校の先生方に感謝!!です。

 

 

 

お泊まり会の「蚊」

今年のお泊まり会は 4名のお友だちが発熱などの体調不良で参加できませんでした。お泊まり会は在園中に一度きりの機会なので ちょっぴり残園ですがこればかりは仕方ありませんね。

その参加できなかったお友だちの気持ちをくみながら 参加した年長青バッチグループの子どもたちは 自立心旺盛に たぶん家ではお母さんお父さんにたよっているだろうことも 出来る限り自分の力と仲間に協力してもらいながら 一晩を元気に過ごしきりました。途中で体調を崩す子どもはいませんでした。

ところで 今年は例年にない暑い日が続いたことと 数日前の雨の影響なのか これまでにないほどの蚊が 夕方から晩にかけてでていました。虫除けスプレーや 屋外での活動では長袖の服をまとう等しましたが 何カ所も蚊にさされた子どもがいました。(不思議なもので同じにしていても 刺されない子やさされても腫れやかゆみの症状がおだやかな子どももいます。)

来年の夏がどのようになるかはわかりませんし ガリバーは網戸はなく クーラーもなく 容積も大きいホールなので すぐに妙案はうかばないのですが このままではいけません。 もう一段の「蚊」対策を講じられる様に なんとか知恵をひねりだします。

いっぱいはれてかゆかったおおだちごめんなさい。 えんちょうせんせいより。

ワクワクひろばに向けての活動がスタート

2学期の柱となるワクワクひろば。クラスやグループの枠を超えて、自分が取り組みたいチームに参加して2ヶ月ほどの時間軸で活動が展開するものです。その活動のはじまりに様々な場へ出かけますが、その始まりにスーパーマーケットへ出かけました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

福住にある西友ストアーでは お店の方々も丁寧に子どもたちに対応してくださいました。いろいろな気づきがたくさんあったことでしょう。この体験があそびにどのように取り込まれてゆくのか楽しみです。

 

 

 

 

 

 

この写真 何をしているところかわかりますか?

答えは 明日のブログで…(でもわかりますよね)

 

 

 

あたりまえに「けんか」ができるよろこび

どんりゅう園長は職員の朝の朝礼後 ガリバーのAEDの整備をした後 東京に向かい東日本大震災の記録映画の編集会議に参加しました。本来でしたら 一線から退いているので参加できる立場ではないのですが 先輩のみなさんの配慮で席に着かせていただいています。

昨年末から年明けにかけて 岩手 宮城 福島 各県の被災幼稚園の先生方へのインタビューの編集方針を話し合ったのですが その時 昨年 訪ねさせていただいた現地での取材ことを思い出しながら 福島第一原発事故の影響で会津若松に避難している幼稚園でのお話しが強くよみがえってきました。

「子どもたちがけんかをさけている…」というお話しは その時 子どもたちがおかれていた状況を象徴していました。避難先からさらに県外などへ避難してゆくお友だちの出入りが頻繁にあって 子どもらが「けんかしちゃうともしかしたらおともだちがまたいなくなるかもしてない…」と不安になって あたりまえのイザコザやけんかを 意識してさけている というのです。

イザコザやけんかは 子どもたちが互いに心身共に健康であるからこそ 起こる状況であることを 再認識 というか現実から思い知らされました。

子どもたちが 互いに自分をさらけだし その中でぶつかり合って 練られて育ちあえることは ありがたくも豊かな事実であることを しっかり心に刻みたいと思います。

お泊り会−10

自分の好みでトッピングするサンドイッチを朝食にいただいて ガリバーのお掃除をします。

あとは月寒神社によって収穫祭のお祭りにふれて 幼稚園に帰ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは 幼稚園とバス停まで お迎えお願いします。

お泊り会−9

朝 目覚めて隣にいるはずのお友だちがいなくて不思議がっていると どこからともなく「マジックだ!!」

その子曰く「あつかったから はじっこにいってねたんだよ…」

朝の身支度は 自分でどんどん進めていました。

 

 

 

 

 

お外で 朝の会 ラジオ体操 こぐまの森の展望台までお散歩に出かけました。

 

 

 

 

 

とっても清々しい朝です。

ガリバーに帰って サンドイッチの朝食です。

 

お泊り会−8

おはよう

 

 

 

 

 

 

 

 

皆で 爽やかな 朝を迎えました。

さっそくお布団をあげて 身支度にとりかかります。

 

 

 

 

 

 

 

お泊り会−7

もうすぐおはよう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年の青バッチさんは よ〜く眠っています。

 

お泊り会−6

全員 就寝!! 9:45

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おやすみなさい