「おねがいするってどうゆうこと?」

今日は2学期初回の英語あそびがあり昼食までグループで過ごしました。

ピンクバッチが昼食前に平和公園へお散歩に出かけたので 連日の暑さもあったのでドンリュウ園長もついてゆきました。

2・3人の仲間で トンボを追いかけたり 座って話し込んだりする姿もこれまでどおりありましたが 保育者を交えて5人位の集団でごっこあそびをする姿も見え始めました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お昼ご飯の前だったからか どちらのグループもたべもの屋さんのごっこでした。

そんな中 ひとりの男の子が「えんちょうせんせい おねがいするってどうゆうこと?」と尋ねてきました。このエピソードは、この時期の年少の子どもたちの関係姓の広がりと深まりを象徴していますね。

どんりゅうはこの難問にどのよう対応したかといえば、明確には答えずごまかしました。「お願いする」という概念は複雑で多様だからです。子どもが子ども同士でお願いする時、子どもが保育者や親にお願いする時…など、同じ「お願いすること」でも微妙に意味が違ってきますよね。(だからこそ、こんな禅問答のような子どもの問いに直面するとだいたいの大人はきちんと答えようとして答えに窮するわけですが…)

その子はムヤミヤタラに「お願いする」ことの意味を尋ねたのではなく その子なりになんとなく「お願いする」ことの意味をわかりはじめたからこそ 私に尋ねたのでしょう。でも その子は「お願いする」って自分がこうかなぁと思っている以外にもありそうだと 薄々気づいていて 確信がいまひとつもてないからこそ あえてタマタマそこにいたどんりゅう園長に尋ねたのだと思うのです。だから「お願いする」ことの意味を限定してしまうような具体的でわかりやすい例えなどで説明することは あえて避けました。

だって その子が「お願いする」ことの意味がおなかにストンと落ちたとき、「お願いする」ことの意味って「お願いされる」ことを含めて 微妙にいろいろあることに気づくことの妨げになるうよなことはしたくないから…。

このまま 子ども同士の関係性が保育者と共に豊かになれば近いうちに 「お願いする」ことの意味 「お願いされる」ことの意味 を自ら気づくことができるでしょう。

それから 今日から年中黄バッチグループと年少ピンクバッチグループに新しいお友だちが仲間入りしました。そして、新しい教育実習生が4週間教育実習に入ります。