幼児期の運動

今日 平和公園で運動会の開会式と綱引きをしてみました。その後、年長青バッチグループはファイティングGOというアスレチック競技を練習しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

幼児期の発達で大切な(言い換えると生涯にわたっての体力の基礎となる)運動は 調整力(すばしっこさ:俊敏性、バランス感覚:平衡性、手先の器用さ:巧緻性の要素を中心とした力の入れ加減)や協調性(いくつかの動作を連動させまとまりのある動きにする)といった運動要素です。

このことは 逆立ちをする とか 跳び箱の高い段を跳べる といった特別なことではありません。美晴の運動会では全ての動作が調整力や協調性に関係するといえます。例えば、準備運動の傑作といわれるラジオ体操。ファイティングGOの種目、玉入れや綱引きなどなど。でも、もっといえば調整力や協調性はあたりまえの生活やあそびの中に埋め込まれています。

例えば、歩くこと、走ること、電車の中で転ばずに立ち続けること、食器や箸やスプーンを使って食事すること、跳ね回ること、飛び降りること、鬼ごっこ、おままごと、お絵描き、積み木…キリがありません。注意したいのは力いっぱいの粗大運動ばかりでなく、繊細さが必要な微細運動も大事だということ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近の美晴の保育の様子から例えば、直線ではなくラウンド(丸く)や蛇行しながら走ること。物を持ちながら歩いたり階段を昇降すること。虫等の生き物を優しく触ったりつまめること。じゃ口やつまみを程よくひねること。積み木を積むこと…。(キッチンのつまみをひねっているのはみはるんひろばにきていた弟君です)

そして、子どもの発達は身体と情緒、知性が総合的に一定の順序と方向で進む特性があります。その大切さと難しさ?については またあらためて。