園長通信
本日は、庄内幼稚園の創立記念日(63年)で、
幼稚園児はお休み。
登園しているのは、庄内たちばな保育園児と、
庄内幼稚園の預かり保育の園児です。
午前中の園庭遊びの様子です。
当学園は、ひと昔の子どもの遊びを目指しています。
異年齢の子ども集団で、
大人の緩やかな見守りの中、
自分たちで遊びを考え、作り出す。
年上の子どもは、
年下の子どもに文化や知恵を伝え、
年下の子どもは、
年上の子どもに尊敬を抱きながら真似をする。
そんな環境を作り出すことを目指しています。
2013/09/25 9:31 PM |
カテゴリー:園児の生活, 園長通信 |
投稿者名:encho
「だから汚れることは怒らないで。」
水場で遊ぶ、
さくらんぼ組の男の子。
ジョウロに水を入れる。
道具を組み合わせて、水を入れる。
メガホン状の道具の先をふさぎ、水を溜める。
年上の男の子に、
水道栓をホースでふさがれる。
譲らないようにするが、力負け。
ホースから水が出ることを発見する。
ホースという存在に気付く。
水たまりに飛び込む。
こんな風に、
子どもは体験的に学んでいます。
だから、お母さん。
服が汚れることは許して下さい。
2013/09/20 12:18 AM |
カテゴリー:園長通信, 未就園児 |
投稿者名:encho
「ホールのお供え当番。」
2階のホールには、
学園の神様がおられます。
その神様にお供えを届けるのは、
年長組の仕事。
公共の場所の仕事は、
年長児に担ってもらっています。
2013/09/17 10:19 PM |
カテゴリー:園児の生活, 園長通信 |
投稿者名:encho
年少組の設定保育は、
分けてすることがよくあります。
こうすれば、
細かく丁寧に子どもを見ることが出来ます。
待たすことも少なくなります。
2013/09/17 9:59 PM |
カテゴリー:園児の生活, 園長通信 |
投稿者名:encho
「この金魚死んでるん?」
年中の男の子が、
正門前の金魚が死にそうなのを見つけた。
「あっつ、口パクパクしてる。」
男の子は、まだ生きていることを確認した。
「ほんとねや、生きてるね。」
でも、どうしてこうなったんだろうね。」、
との先生の問いかけに、
「う~ん。 おなかすいてんのかな。」
餌をもらい、あげてみるが、もちろん食べない。
「あっ、こっちの金魚が食べた。」
餌が、瀕死の金魚の側に届く前に、すべて食べられてしまった。
「全然動かへん。」
他の子も一緒にその様子を見ていた。
普段の生活では、
「死にゆく姿」を見ることはあまりない。
おそらくこの金魚は、
この投稿が載る前に死んでしまっているかもしれない。
当学園の生物をたくさん飼っている意味がここにある。
2013/09/04 9:51 PM |
カテゴリー:園児の生活, 園長通信 |
投稿者名:encho
「わらび餅」
幼児の掌のようなわらびの若芽、
その根茎を利用したのがわらび餅です。
さて、名前の由来ですが、
【方々に散らばって芽を出すことから、わら散の実、転訛してわらび】という説があります。
そのわらびの根っこからとれる澱粉を使って独特の風味、食感、
さらに季節感を表現した和菓子がわらび餅なのです。
スーパーとかで売っているわらび餅は、
ジャガイモやタピオカ澱粉の物がほとんどです。
本わらび粉で作ったわらび餅は少し茶色をしています。
【栄久堂吉宗】
2013/07/22 6:40 PM |
カテゴリー:園長通信 |
投稿者名:encho
「出席カード」
1歳児の子も、
出席カードに毎日シールを貼っています。
「〇〇ちゃん。おいでー」
今日も、出席カードのシール貼りが始まりました。
「カエル、カエル」など呟きながら貼っています。
もちろんこの年代に日付の認識はありませんので、
個性的な「シール遊び帳」です。
ではなぜしているか。
それは「指先運動」と「コミュニケーション」です。
貼りながら、先生との会話を楽しむのです。
2013/07/19 10:40 PM |
カテゴリー:園児の生活, 園長通信 |
投稿者名:encho
「廃材庫」ではなく「教材庫」
子どもの興味関心をかき立てるため、
綺麗に整理し、見やすく・取りやすくしました。
また、画用紙の切れ端を置いたりしました。
皆さんから集めた廃材をただ置く「廃材庫」ではなく、
子どもの創作意欲を高める「教材庫」でありたいと思います。
2013/07/19 10:12 PM |
カテゴリー:園児の生活, 園長通信 |
投稿者名:encho
年中の男の子が、
3歳児の女の子に、誤って竹のとゆをあててしまった。
あたったといっても「こつん」、という程度。
「ごめんね」
「ごめんねって!」
何度謝っても、女の子は泣きやんでくれない。
困り果てる男の子達に、女の子が割って入った。
「先生の所にいこ。」
「えっ!?」
男の子は、自分の担任の先生にいいつけられると勘違いした。
「大丈夫。女の子の担任の先生だから。」
そんな気遣いができるのかと感心していると、
そそくさと、泣いている女の子の手を引いた。
担任の先生に様子を伝える。
最終的に、
泣いていた3歳児の女の子は、
担任に抱かれて安定していた。
トラブルを自分達で解決できる能力は、
大人が「見ながら見ていないよう」に見守ることでつくのではと感じる。
2013/07/18 3:29 PM |
カテゴリー:園児の生活, 園長通信 |
投稿者名:encho
7月16日に公開保育を致しました。
公開保育とは、
自園の保育活動を、
他園の保育関係者、あるいは大学の研究者の方に見学して頂き、
様々なご意見を得る研修のことです。
小学校でいえば、「先生対象授業参観」です。
技術的なことのご助言も頂きましたが、
『当学園が取り組んでいる、「子どもの主体性を育む」保育改善の方向性は間違っていない。』
とのご意見をたくさんいただきました。
このことが、一番うれしかった評価でした。
2013/07/17 10:21 PM |
カテゴリー:園長通信 |
投稿者名:encho
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