園長通信

国際交流

国際交流の先生と、

一緒に遊ぶ5歳児の女の子。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここには、他国の人との交流ではなく、

「同じ仲間」という空気感が流れています。

 

これが、本当の「国際交流」ではないでしょうか。

大根

年長児が、

もりの子っこ(園外保育)で取ってきた大根を、

正門前に展示しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

大根を見ながら、親と会話する年長児の姿は、

誇らしそうでもあり、

嬉しそうに見えました。

掃除は誰のため

庄内エキスポ準備が終わり、

掃除をする4歳児。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

部屋が汚くて困るのは、

保育者ではなくて、実は子どものはずです。

だったら子どもが掃除をするのが本来の姿です。

 

子どもが気付いていない時に、大人がさっさと掃除をしてしまっては、

子ども自身が掃除の意味を理解しないでしょう。

 

このような行為こそ、子どもにさせたいと思っています。

それが、「生活力」につながります。

遊具を直すのは誰のため

「先生、これ壊れた。直して下さい。」

年長児が、長縄跳びの台を持ってきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

思わず「はい。わかりました。よく言ってくれました」、

と言ってしまいそうな場面。

 

しかし今回は、

「じゃあ手伝ってあげるから、一緒に直そう。」と促した。

 

一緒にねじを回し、

 

 

 

 

 

 

 

 

釘を打ちつける。

 

 

 

 

 

 

 

 

本当の主体性は、

遊びを準備をするところから始まり、

片づけをする所で終わるだけではない。

 

よりよく遊ぶため、

自ら改善する努力をすることこそが、

必要かもしれない。

 

「上げ膳据え膳」では主体性は育たない。

遠足の本当の意味

昨日、年中児が「もりの子っこ(遠足)」に行きました。

春に自分たちが植えた芋を、

たくさん掘ってきました。

 

今日は焼き芋をしたり、

芋の蔓を食べたりして、

全園児、芋の味覚を堪能しました。

また、食べる以外の楽しみも見られました。

 

芋の蔓で縄跳び。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

食べれないサツマイモで、ままごと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

遠足の時に取ってきたススキを生ける。

 

 

 

 

 

 

 

 

遠足は、

行楽地に遊びに行くことではありません。

生きた体験をしに行くことです。

生きた体験をすればするほと、

日常が豊かになります。

見えないところの育ち

当学園の朝の自由遊びは、

園庭や保育室と両方で遊んでいます。

 

大人が見えていないところでは、

どのように遊んでいるのでしょう。

 

年少のクラスでは、

電車を長く長くつなげて、遊んでいます。

クラスに人が少ないから、

邪魔されずにできるのでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

年中組のクラスでは、

自分達でままごと遊びの準備をしています。

ダンボールで扉をつけたり、

服を着替えたりと、

遊び場を自分たちで構成しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

年長組は、

運動会で演技した、

「組体操あそび」をしています。

行事を自由遊びで再現することは、

経験が蓄積された証でしょう。

 

 

 

 

 

 

 

子ども達は、

見えないところでも、

自ら遊んでいます。

 

見えないからこそ、

思いっきりできることもあります。

大人の目が行き届きすぎることは、

かえって子どもの育ちを妨げることもあるのです。

満3歳児

満3歳児入園した男の子。

年上の年少組の子ども達に混ざって生活している。

 

他の子の遊びに興味を持つ。

 

 

 

 

 

 

 

 

ブロックを貸してもらう。(自分では言えない。)

 

 

 

 

 

 

 

 

貸してもらったブロックの電車で遊ぶ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブロックの場所を伝えると、

おもむろに他のブロックに興味を持つ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

隣の男の子がで遊んでいた木の電車に興味が出る。

それで遊ぼうと、手を出すが言葉はない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんなやり取りが、

人と関わる力を育ててゆく。

国際交流事業

本日は、年長児の「国際交流事業」。

ペルーの方が、園に来て頂きました。

 

クラスで、ペルーのお茶をごちそうしてくれました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

朝とお昼は、子ども達と一緒に遊んでもらっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小学校に英語の授業が導入され、

国際感覚を身につけることを言われています。

 

この時期は、言語教育という知的教育ではなく、

「外国の方に親しみを持つ」という内容の体験教育の方が、

「将来の後伸び」につながると思っています。

5歳児

「描画は、自分の気持ちを出せること。」

 

5歳児の子どもたちが、

園庭の好きな場所を絵に描いている。

 

表現方法も様々。

写実的な絵を描く子もいれば、

抽象的な絵を描く子もいる。

 

どれも正解。

自分らしい絵を、自分らしい表現でできればよい。

 

絵を描くことに自信がある大人は、あまりいない。

口をそろえて「自分は上手くないから」という。

 

描画には正解はないはずなのに、

自分勝手に正解を作ってしまっているからだ。

その正解はおそらく、

「見本そっくりな、写真のような絵を描くこと」だろう。

 

当園では、絵の上手さではなく、

・自分なりに表現できたか。

・絵を描くことが好きか。

である。

 

絵を描くことが好きな状態で卒園して欲しいと、切に願う。

1歳児

1歳児の女の子が、砂遊びをしている。

 

スコップを持つ手が、

上から握りこむ「上持ち」ではなく、

大人と同じ下から持つ「下持ち」で遊んでいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

遊びの中で、子どもは育っている。