4歳児

年中組の園外保育(もりの子っこ)、

「五月山ハイキング」

 

お昼頃になると、

日は陰り、寒さがこたえてきた。

 

寒さの中、

先生と走って体を温める子もいる。

 

あるいは先生が用意したスープを飲んで温まっている。

「口と胸が温かくなる。」といって、

何度もお変わりする子もいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あまりの寒さに泣き出してしまう子もいる。

そんな子には、

風の当たらない壁際に行き、

葉っぱの毛布で保温する。

「あったかい。」と、

少しずつ落ち着いてゆく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここには、便利さも、快適さもない。

しかし自然の厳しさ、温かさ、

園内では与えてくれない大いなる経験を与えてくれた。