他愛ない会話から

<おしゃべり>

子どもたちが安心して過ごす中で、素朴で楽しい会話が増えてきます。

「うちのおかあさんからいものがすきなんだ。おとうさんはにがてなんだけど…」(Aちゃん)

「子どもはあんまりからいものたべられないよ」(Bちゃん)

「でもからいらーめんすきだよ…」(Cちゃん)

「からいらーめんっていったらみそあじかい?」(ドンリュウ)

「うううん。らーめんあじ!!」(Cちゃん)

「あかちゃんは なくのがしごとなんだよ」(Dちゃん)  「そうだよ おっぱいのむのもしごとだよ」(Eちゃん)

他愛ない会話を重ねることで、子どもの深い意味での認知力と発信力、まわりの世界との折り合いがわかります。

丁寧な会話の時間を増やして行きたいものです。【春日山 第4号 5/13から】

そして 先週のバス乗車では

「あれ ここ空き地だったっけ?」(ドンリュウ)

「うん ここね くまがいさんがおうちたてかえるの!」(Fちゃん)

そして この冬ごろまでは お友だちどうしの関係で 我を通しても なかなか自分からゆずることが難しかった子どもが

「『ゆるさない!』ってゆわないようがいいよ。ゆわれたらかなしいきもちになるから…。もっとちがういいかたあるよ…」

子どもたちは アンテナを張って周りの状況をわかろうとしています。そして 真っ向ぶつかり合いながら 折り合いをつけて 仲良く過ごす術を身につけてゆくんですね。