木の実幼稚園造形展^^

先日木の実幼稚園で2月のビックイベント、造形展が開催されました。

 

4月からの約1年間、いろいろな遊び、経験してきた事を凝縮して、

各クラスに展示させて頂きました。

子ども達が普段生活しているなかで出てきた興味・関心を基に

担任の先生と一緒になって話し合いをしたり、

試したり、考えたりしながら、遊びを深めていきました。

大人が見ると、何を作ったんだろう?と思ってしまうようなものでも、

子ども達にとっては楽しんで遊んだあとの大切な作品。

自分なりに考えたり、工夫したりしている所を見つけて、

認めたり、思いを受け止めていきたいなという気持ちで保育を進めています。

1月半ばから少しずつ、お部屋にみんなの作品や遊びの流れが展示されていき、

その様子をわくわくしながら眺めていた子ども達。

「造形展まであと○日。」

「おうちの人には内緒にしてんねん。」

「お部屋がどんどん変わっていくの、わくわくするなあ。」

とそれぞれに楽しみにする姿がありました。

 

当日おうちの人の手を引いて

「これ見て~!」

「これはな、○○で作ってん。」

「これすごいやろ。」

と嬉しそうな顔で紹介する姿に、見ていて微笑ましくなりました。

他の部屋を見た子ども達も、

「これ面白そうやなあ。」

「これどうやって作ったん?」

とじっくり各クラスを見て回る姿に、成長も感じられました。

 

そして今年は各学年1クラスずつ、

プロジェクト型保育実践発表の時間を設けさせて頂き、

1年間の取り組みについてお話させて頂きました。

沢山の保護者の皆さんにも参加頂き、発表を聞いて頂きました。

「実践発表の後にもう1度お部屋の展示を見て回ると、分かり易かった。」

「子ども達とどんな風にやりとりしながら遊びが進んでいったのかが良く理解できた。」

「子ども達の本当に生き生きとした表情が写真からも伝わってきた。」

等、沢山の感想をいただき、職員の励みにもなりました。

 

他の幼稚園、保育園の先生方、学生、大学の教授の先生方など、外部の方も沢山お越しくださいました。

子どもとの普段のやりとりや、互いの保育の進め方についても

お話できる機会となり、新しい視点を頂くことができました。

また、造形展後に他園の職員の方と園長、総主任とで、造形遊びについての研修を行いました。

木の実幼稚園で大切にしている事、

子ども達の造形遊びをどういう視点から見ていくことが大切か

というような内容で、交流が行われました。

皆様から頂いた言葉を、今後の保育にも役に立てていければと思っています。

 

各クラス子ども達と、担任の思いが沢山詰まった造形展。

保護者の皆様、見て頂いた全ての方に少しでも伝わっていれば嬉しいです。