アフォーダンス(行為の可能性)

子どもたちは 絶え間なく環境や事象から様々な刺激を受けています。その環境そのものがヒト(動物)に与える意味や価値のことをアフォーダンス(行為の可能性)といいます。この概念は認知科学や心理学の分野でも比較的新しく示された考え方ですが、幼児期のあそびや学びには非常に重要だと考えられています。

最近の美晴の子どもたちのあそびの姿から 素朴に 広い原っぱがあれば 走り出したくなり 坂があれば転がりたくなり フカフカの草であれば 寝転びたくなる アフォーダンスを受け取る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんとなく扱いやすそうな樹木をみつければ 中に入り込んで基地やお家に見立てたり 木登りしたり かくれんぼやダンルマさんが転んだ なんかをしたくなる。

 

 

 

 

 

 

 

そして 自然などの多様性と複雑さは 偶然性の中で思いがけない出来事を誘発しながら 子どもをアーティストにしてくれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこには 環境や事象から行為の可能性をうけとり そのことを自分のからだとこころで消化してなんらかのかたちで表現する 子どもたちの自発性や主体性があふれています。