10月2014

秋晴れ

樹々の紅葉も深まり 快晴の青空とのコントラストが見事でした。

 

 

 

 

 

 

北海道は今年一番の冷え込みになったようで 峠では真冬の景色になったところもあったそう。

でも 園庭であそんでいるうちに秋の日差しに 子どもたちは着ていたジャンバーを脱ぎはじめました。

それから 今日は北海道シェイクアウトが10:00にあり 美晴幼稚園も参加しました。

 

 

 

 

 

 

地震発生と同時に 身をかがめ 頭なども守り 揺れがやむまでその姿勢を維持する。

避難行動訓練は 油断なく継続することが大事ですね。

 

ワクワクひろばに向けての体験活動

今日 くらいへやチームが札幌駅のシネマフロンティアに出かけました。

大きな映画館ですが 出かけた事がある方はおわかりでしょうが メインホールの足元にはビー玉でデコレーションされた照明があって 薄暗いものの大きな心地よい部屋になっています。

あの足元の照明は単なるデコレーションではなく 来場者がワクワクするための仕掛けとして 設計者の思いがこめられていると聴いた事があります。(ちょうどガリバーが北海道赤レンガ建築奨励賞を受賞したころ いくつかの建築関係のカンファレンスに参加させていただいた機会に伺いました)

だれもが想像できる様に 子どもにとって床は空間を構成する身近で大切なパーツです。

あのホール きっと大人が感じる以上に子どもにとって魅力的な空間だったと思います。

(写真は イーアスを含め公共施設というか商業施設だったので掲載を控えました。ドンリュウ)

 

保育者の陶芸研修

今日は 新人の保育者を中心に陶芸の研究会を行いました。

講師はすみれ組のゆのちゃんの伯母さんで これまでも研究会や親子体験教室でお世話になっている先生です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

陶芸で使う粘土の特性や扱い方から教えていただき ろくろを使わなくてもできる器や小作品の作り方を研修しました。

これから 子どもたちと油粘土とはひと味違う陶芸用のねんどの感触を楽しみながら 保育で取組みます。今日制作した作品も 少し乾燥させてから ガリバーの電気陶芸窯で焼きます。

 

採用試験を行っています

9日から11日まで来年度採用予定の職員(保育職)採用試験を行っています。来年4月からは、育児休業中の安保先生のフリーでの復帰に加えて、2名の保育者の増員を予定しています。

近年、札幌では保育所の定員増もあり新卒保育者の確保が難しく大きな問題となっています。私立幼稚園団体でも就職フェア―などを開催し、幼稚園教諭の仕事への理解を促し人材確保に組織的に取り組んでいるのが実情です。そんな状況にあって、美晴幼稚園の求人にはとても有望な10名の学生が応募してくれました。

採用見送りになる学生がいることを重く受けとめながらしっかり選考させていただきます。

開校50周年記念教育実践発表会

今日は 中の島小学校の開校50周年記念教育実践発表会の公開授業を参観してきました。

ドンリュウ園長が参観したクラスは 特別支援学級のひまわり学級で 1時間目は 1年生から6年生 全員での音楽。2時間目は 1・2年生の算数の授業でした。

1年生に美晴幼稚園の卒園生がいるのですが 朝 ドンリュウが教室に入る前にみつけてくれて教室の中から「えんちょうせんせい…」と 少しだけ意外な表情と声のトーンでやさしい声をかけてくれました。

授業がはじまってからは こちらの様子を気にかけることもなく きっといつもの姿で授業にのぞんでいるのだろうとみていました。

その姿には 入学からこれまでの6ヶ月間の成長ぶりがしっかりあらわれていて見事でした。担任の先生も「この半年でとってものびていますよ…」と 褒めてくださっていましたよ!

日頃 美晴幼稚園がお世話になっている他の学校の校長先生はじめ先生方が声をかけてくださって 嬉しかったです。

偶然だけれど 21日は他の美晴幼稚園の先生方が3名 豊平区の研修会で中の島小学校のひまわり学級の皆さんにお世話になります。よろしくお願いしますね。

秋の一日

ここ数日 小春日和のお日様の暖かさを体感できるお天気ですが 今日 間違いなく?雪虫が舞っていました!。

北海道では雪虫(アブラムシが白い衣をまとったように飛んでいる様子)を見かけると 2週間程で初雪が降るといわれます。

先週も雪虫らしきものを見かけたのですが いくらなんでもはやかろう といぶかっていたのですが 今日は間違いなく…。

そんな一日 年長青バッチグループは石屋製菓のチョコレートファクトリーでのクッキーづくりを体験しに出かけ 年中黄バッチグループは平和公園で枯れ葉や木の実にふれながらあそびました。

今年は初雪が例年より早いのかもしれませんが 深まる秋をたのしみながら過ごします。

 

秋を体感して

今年一番の冷え込みでしたが(といっても5.8℃くらいですが) 園庭であそんでいる間にお日様の日差しがどんどんあたたかく感じてきました。

そうしたら 年中黄バッチの男の子が 身体全体でお日様の光を浴びるように 誘導路の上に寝転がり気持ち良さそうにしていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

今日のベストショットです。

それから ワクワクの忍者チームが滝のすずらん公園のこどもの谷に出かけました。どんなことを感じ取ってきたのかなぁ…。

 

暖房のスイッチON

朝夕の空気がひんやりとしてきましたが 今日から園舎の暖房機のスイッチを入れました。

園舎の暖房は電気の蓄熱式床暖房で 床の下に蓄熱材の石膏が暖められます。加えて 建物が外断熱による鉄筋コンクリート造のため 冬季間は躯体全体が暖められ 輻射熱で建物内全体が常時22・3℃くらいに暖められる仕組みになっています。暖房機である床の温度は30℃程度なので 直に触れても暖かくは感じません。

ところで 秋が深まる中 子どもたちは屋外でのあそびを楽しんでいます。 気温が下がったこともあってか少し下火になってきた草花での色水あそびですが すり鉢やじょうごを駆使してじっくりと取組んでいる子どももいます。

今日もあそびの目的が明確なようで「えんちょうせんせい ペットボトルをあとにほんほしいんだけど…」と要求する男の子がいました。

 

 

 

 

 

 

年長青バッチグループの女の子たちが 見知らぬ木の実を持ってきました。「いいにおいがするよ…」と言うので嗅いでみると確かに…。

ドンリュウが「チョコレートのにおがする!」と言うと においを真剣に嗅ぎながら「ラムネのにおいだよ…」と笑いながら同調していました。その子たちは保育室に入る前に その木の実を垣根の中にそっとかくしていきました。

その後 どうしたんだろうなぁ。

 

子どもの傍らにいるということ

保育臨床とは 子どもの「いま」「ここ」に真摯に向きあうこと もっといえば子どもの傍らにいるということ…。

金曜 土曜と 「子どもの『今』に寄り添い、子どもと『未来』をきずく」〜保育臨床の視点を大切に、保育の質を高めよう〜をテーマにした札幌市私立幼稚園教育研究大会があり 美晴の保育者も金曜日はいくつかの幼稚園の公開保育と分科会に参加し 土曜日は基調講演を聴きました。

基調講演の講師は 私が全日本私立幼稚園連合会と公益財団法人全日本私立幼稚園幼児教育研究機構の研究研修委員会で10年間一緒に仕事をさせていただいた大先輩でもある 福岡県のきらきら星幼稚園の黒田先生でした。

黒田先生は講演の締めくくりに一人の保育者のエピソードをBGMにのせてエンドロールのように文章で聴衆である札幌市内の保育者に伝えました。

それは 地域の他の幼稚園の先生方から慕われ尊敬を集めるような存在で 既に他界された幼稚園教諭の新卒勤務一年目のエピソードでした。

その先生は子どもの頃から幼稚園の先生になることが夢で その夢を実現させた勤務一年目 担任をもち そのクラスの中の気になる子どもの存在に悩み ついには保育者としては絶対に思ってはならない 「この子さえいなければ このクラスは良いクラスなのに…」と思いはじめます。

そう思う自分が許せず かといって クラス運営の改善ができない自分の限界を感じ 主任の先生に退職したい旨申し出ます。

主任の先生は「あなたは担任として 本当にその子のことを理解しようとしたのかしら…」と新任の保育者に投げ返します。

保育を続けていくうちに 新任の保育者はその子の気になる行動には 特徴があることに気がつきます。

その事に気がつくと ある時から奇跡のように 気になる行動はなくなっていったそうです。

このエピソードが流れて?いる間 最後列にいた私の周囲から すすり泣く声がどこからともなく聞こえてきました。

おそらく現職の多くの保育者が同じように 悩み 苦しみ 自分の力のなさに未来を見失った経験をしたのでしょう。そして 「保育者として 子どもの傍らにいる意味」をかみしめていたのだと思います。

美晴の保育者は そんな貴重な研修を大切にしながら 金曜日の公開保育と分科会の後 土曜日の基調講演の後 ワクワクに向けて出かける ショッピングモール(イーアス) シネコン(ステラプレイス) 滝野すずらん公園 そして 年長青バッチクループが出かける石屋製菓のチョコレートファクトリーで子どもたちと同じ様にクッキーづくり体験をして 保育の下見をしていました。

月曜日からも 保育に真摯に向き合ってゆきたいと思います。

 

帰りの園庭から

帰りの園庭あそびに 昨日あたりから個人懇談がはじまった小学校が多いようで いつもより早めの下校してきた兄弟のいる卒園生が園児とあそんでくれていました。かけっこをしたり 力加減を調節してお相撲をとったり。

それから 園庭の新しい砂場の砂は とっても細かい粒子なので型抜きがきれいにできます。

 

 

 

 

 

そして 赤ちゃんうさぎを とっても愛おしそうに抱いていました。