教員免許状更新講習

学校の教員は 公私問わず10年毎に教員免許を更新しなければ 教員として継続して教育に携わることはできません。

幼稚園の保育者(教員)も例外ではなく 35歳 45歳 55歳になる年度末までに 文部科学省が認定した30時間の講習を受講し試験にパスした証明書を添付して 都道府県教育委員会に更新の手続きをとることが義務づけられています。

今日(22日)は中国地区(鳥取 島根 山口 岡山 広島)5県の私立幼稚園教育研究大会でおこなわれた必修講習12時間講習のうち 2コマ6時間の講師をさせていただきました。会場は岡山県でしたが 受講者には隣県である広島県から参加された先生もいらして 講習の前に土砂災害の対応のために講習中に電話対応をする可能性がある旨 事前確認を受けました。

どこかで かならずつながりがあるものです…。

それぞれ30分の試験があるので 6時間の講習のうち 実際に講義するのは5時間です。パワーポイントのスライドや資料映像の準備はあらかじめ済んでしましたが 昨晩は2時頃目が覚め スライドの入れ替えを含めて講義の準備をしました。

免許状更新講習の講師は 試験問題の作成を含めて重い責任があります。それは 現場の保育者に これまでの経験をふり返り 明日から10年先を見据えた問題提起ができるような機会を提供しなくては意味がないと思うからです。

そのような緊張感で仕事ができる機会を与えていただけるのは ありがたいことです。