至らないままに…

今年度の保育も明日の卒園式・修了式を残すだけとなりました。

今日は小学校の卒業証書授与式があり ドンリュウ園長も出かけていました。お昼過ぎに幼稚園に戻り玄関ホールで雑巾掛けをしている子どもたちに出迎えられ 2階のホールに上がったところ 同じく掃除をしている子どもたちの姿と共に式幕(周囲の紅白幕)が目にはいりました。

ドンリュウにはとても違和感がありました。どうして 子どもたちが清掃や片付けを終えてから 式幕などの準備に入らなかったのか…。

我々保育者は子どもをしっかり理解した上で 保育に明確な意図をもち実践することができなければなりません。

しかし 今日の保育ではそのことが十分にできていなかった…。

卒園児も進級児もこころの内では 複雑な思いが交差した中で生活しています。そのことは何気ない言葉の端々やちょっとした振舞いににじみ出ています。

幼稚園生活を終えることや進級する意味と実感には 子どもによって温度差があります。

どうしても年度末の3月はあわただしくなりがちですが このことをしっかり踏まえて ひとつひとつの保育を丁寧に進めることで 子どもたちが 卒園や小学校への入学 進級について実感と理解をもちながら進んでいけるように導くのが 私たち保育者の重要な課題です。

些細なことかも知れませんが 今日の事も 子どもたちの清掃が終わり 幼稚園生活にいったんピリョウドをうってから 明日の準備にはいるべきでした。

最後の最後まで 至らない保育者でありました。

卒園式や入園式は 通過儀礼ではありますが 子どもたちにとっては新しい一歩のはじまりとなる大切な節目の行事です。もう一度 気持ちを入れ直して 明日の卒園式・修了式にのぞみます。