1月2013

3度目の身体測定

はやいもので今年度最終の身体測定です。

 

 

 

 

 

年少のお友だちも自分でどんどん替えをして 自分の服をお使いカバンにしまっています。

皆 余裕をもって元気に身体測定を楽しんでします。測定もきちんとできていますよ。

 

 

始業式

今日から通常の保育が再開しました。皆 事故等なく笑顔で再会できてよかったね。

始業式で干支のお話しを聞き 雪やこんこ♩♫のお歌を歌いました。

 

 

 

 

 

保育室では 冬休みの思い出をお話ししたり 福笑いなどして楽しみました。

今日から すみれ組黄バッチグループに 新しいお友だちが仲間入りしました。今年も皆で仲良く過そうね!

 

追悼

去る1月12日に本学園創立時から理事にご就任していただいておりました 大場榮三郎様がご逝去されました。大場さんは 学校法人の運営ばかりでなく 園の入園式 卒園式 芋うえ(掘り) クリスマス会など 様々な行事に欠かさずお手伝いいただいておりました。

それから かつて美晴幼稚園に卒園児の保護者の方々で「みはる後援会」という 美晴幼稚園の応援団をつくって活動していただいたことがありました。

その後援会の会長で美晴幼稚園の保育運営に多大なご尽力をいただいておりました 古山貴子さんが 一昨年の5月に他界されました。だいぶ時間は経過してしまったのですが その古山さんを偲んで14日のディキャンプの際に 追悼の気持ちを込めたお餅つきをしました。

当時の後援会のメンバーの方々も参加してくださいました。

というのも 後援会では 夏の夕涼み会の 焼き鳥とおでん。 冬休み中のお餅つき会が恒例行事だったからです。

 

 

 

 

 

 

私が美晴幼稚園の園長として仕事をさせていただいて今あるのも お二方のお力添えなくしてはなかったことと思います。

衷心より哀悼の念を捧げます。

お餅つき会で上映するために 後援会の紺屋さんに制作していただいた 平成5年当時のスライド (当日は機械にうといわたしのせいで見れませんでしたが) はこちらです。この学年は旧園舎、現在のセカンドスクールこぐまの森に仮設したプレハブ園舎、新園舎の3つの園舎で保育した美晴の歴史では貴重な学年です。

スライド中、入園式の職員写真の前列一番左が当時の私。そのお隣が大場理事、そのお隣が創設者で父の東重孝です。

http://youtu.be/MBJpXWZjIOg

学校法人東学園美晴幼稚園 園長/理事長 東 重満

冬のディキャンプ

14日は冬のディキャンプを行いました。

在園児と保護者、卒園児、元職員と家族で まず かまくらづくり 雪像づくり アイスクリームづくり それから みかんさがしを平和公園で楽しみました。

その後 お昼ご飯をいただいて カルタ 福笑い こま などを楽しんだ後 お餅をつきました。皆で三臼楽しくつきました。つきたてのお餅を きなこ アベカワ にしておいしく平らげました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

織田先生の最初に担任した卒園児が高校三年生。そのよしかちゃんとあきこちゃんがアイスクリームづくりを手伝っていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アイスクリームは 振ったりころがしたりするところを おとうさんおかあさんにお手伝いしてもらいましたが おいしくできました。

 

 

 

 

 

 

ちいさなかまくらのスノーキャンドルは あたりが暗くなるほど あたたかな灯りになってきれいでした。

 

 

 

 

 

 

 

冬休みの学び

北海道や東北の多くの地域は学校・幼稚園の冬休みが長く 保育者は1月のこの時期 園内や園外の研修に励みます。

8・9日は新任教員の研修会 10日は北海道私立幼稚園連合会と北海道幼稚園教諭養成連絡協議会の研修会があり 美晴の保育者もそれぞれに参加し理論と実践を深めました。

ドンリュウは10日は秋田県の幼稚園の保育者がいくつかの研究班を組織して 継続期に学び合っている研修会のお手伝いに出かけました。県内の遠くからも足を運ばれて 3つの園の圏内研修で取り上げられた保育実践報告を学び合いました。そのまま秋田から岩手県の花巻に移動し11日は岩手県の私立幼稚園総合研修会で教頭・主任の保育者の研修会のお手伝いをさせていただきました。

保育の現場は毎日の保育に専念しているからこそ 日々の保育を立ち止まってふり返ったり 新しい知見にふれたり 自らの能力を高めたり 保育者がチームワークを発揮する関係性を醸成する努力が大切になります。

秋田県の保育者からは 園の枠を超えて学び合いの場を継続的につくっている姿。岩手県の保育者からは非常に広い地域 ましてや震災で甚大な被害をうけた沿岸部の園の先生方も 厳しい状況下でも地域の園が連携協力して学び合いの場を求めて研究研修体制を再構築して取組んでおられる姿。いずれにもリスペクトされました。

北海道 とりわけ札幌市内では 単発の企画された研修会への参加はあっても 園の枠や幼保の枠をこえて 保育者自らが学び合いの場をもつことを怠っている現状と 秋田や岩手の保育者の姿勢との乖離に 問題意識と大きな反省をもった一週間でした。

 

野外あそび

昨日から預かり保育と日直出勤がはじまりました。

今日も氷点下10度の冷え込みもへっちゃらな顔で 子どもたちが元気に登園しています。

昨日 札幌国際大学の平野先生が中心になって主催されている 野外あそび(冬編)を覗いてきました。個人は特定できない写真なので掲載させていただきます。

 

 

 

 

 

 

大学ならでは 広いグランドををふんだんに使って かまくらをほったり 崖を滑り台にしたりして 元気に楽しくあそびこんでいました。ミニカーリング場では 大学のカーリング部の顧問の先生ご指導?のもと 漬物石でカーリングを楽しんでいました。

美晴も14日にデイキャンプがあります。親子や家族皆での参加のお電話をたくさんいただいています。まだまだ参加できますので是非どうぞ!!

付属幼稚園の保育者やいつもお世話になている大学の先生方とお話しをして ちゃっかり豚汁とお弁当までごちそうになって幼稚園にもどろうかと思った時 美晴の卒園生の4年生が声をかけてくれました。Yちゃん(さん)は子ども心理専攻なのでドンリュウの授業は受けていないのですが 美晴の園長(当時は副園長)だと気づいてくれたようです。

とっても笑顔が素敵な学生になっていて とてもうれしく感動しました。札幌の幼稚園に保育者として就職するそう。楽しみです!!。

6歳

「6歳まで、自分は自分自身のものです。それは、もっとも美しい時代です。でも、学校に行きはじめると、自分を社会に取られちゃうんです。そこからしばらく、自分のものではなくなる。「プロデューサーになる」とか「パフォーマーになる」とか。歳をとると、どんどん自由になります。真面目な自分は脇に追いやってしまって、本来の自分、6歳までの自分にもどっていくんです。」ージル・サンクロワさんが「ジルは友だち。」の中で

この一文はドンリュウが愛用している ほぼ日手帳の1月3日の欄に書かれていたものです。

くまのプーさんの原作者の A.Aミルンは

1つに なった時 ぼくは 何もかもが 初めてだった

2つに なった時 ぼくは まるっきり 新米だった。

3つに なった時 ぼくは ようやく ぼくになる

4つに なった時 ぼくは 大きくなりたかった

5つに なった時 ぼくは 何からなにまで 面白かった。

6つに なった時 ぼくは ありったけ おりこうです。

だから ぼくは いつまでも 6つで いたいと 思います。

という詩を書いています。

6歳までどのように生きるか、生かされるか。どのような時間を過ごすことが、人生を通してみたときに大切か…。

美晴の保育はそのことを妨げてはいないか…。

ドンリュウは年初にいつも 「今」 を生きている子どもたちのために 見誤らないように 間違ったおこないはしない様にするため 自らに問いをたてて確かめます。

 

 

今年もよろしくお願いします

昨年中は美晴幼稚園の保育運営に多大なご理解とご協力を賜り誠にありがとうございました。

去る12月 私が北海道で最も尊敬していた保育実践家が他界されました(先生が園長をされていた幼稚園に勤務されていた方からの賀状で知りました)。

難病を患っていらしゃった先生は園長を退任される直前 先生が敬愛されていた幼児教育の父といわれるペスタロッチーとフレーベルゆかりの地を訪ねられた際に手に入れられた ペスタロッチーの生誕祭の記念メダルを 先生の思いを添えられながら私に手渡されました。

以来 私は私立幼稚園団体で研究研修の重責を担う時 先生の思いにそむくまいとそのメダルを絶えず携えて仕事にのぞんで 今に至っています。

私が小関祐一先生に出会ったのは 私立幼稚園団体の仕事でではなく 私が幼稚園の仕事について間もなく 北海道私立幼稚園教育研究大会北見大会で小関先生が園長をされていた北見のぞみ幼稚園の公開保育研究に参加した時でした。

北海道ではまともに保育を語ることができない園長が少なくない中で 保育の意味を明確に示され その日の保育にどのような意図と子どもの学びがあるのか そのことが子どもの育ちにどのようにつながっているのか…。自らの実践に基づきながら温和に語られる姿を目のあたりにした私は いつかこのような保育実践家になりたいと決意しました。

その時の保育の様子と先生のお話し そして自らの思いは 20年の時を経た今でも鮮明によみがえります。

美晴幼稚園の営みはとてもささやかなものですが 今年も子どもの育ちに真摯に向き合う あたりまえの保育の充実に専心努力したいと存じます。職員一同よろしくご指導ください。

園長 東 重満