6歳

「6歳まで、自分は自分自身のものです。それは、もっとも美しい時代です。でも、学校に行きはじめると、自分を社会に取られちゃうんです。そこからしばらく、自分のものではなくなる。「プロデューサーになる」とか「パフォーマーになる」とか。歳をとると、どんどん自由になります。真面目な自分は脇に追いやってしまって、本来の自分、6歳までの自分にもどっていくんです。」ージル・サンクロワさんが「ジルは友だち。」の中で

この一文はドンリュウが愛用している ほぼ日手帳の1月3日の欄に書かれていたものです。

くまのプーさんの原作者の A.Aミルンは

1つに なった時 ぼくは 何もかもが 初めてだった

2つに なった時 ぼくは まるっきり 新米だった。

3つに なった時 ぼくは ようやく ぼくになる

4つに なった時 ぼくは 大きくなりたかった

5つに なった時 ぼくは 何からなにまで 面白かった。

6つに なった時 ぼくは ありったけ おりこうです。

だから ぼくは いつまでも 6つで いたいと 思います。

という詩を書いています。

6歳までどのように生きるか、生かされるか。どのような時間を過ごすことが、人生を通してみたときに大切か…。

美晴の保育はそのことを妨げてはいないか…。

ドンリュウは年初にいつも 「今」 を生きている子どもたちのために 見誤らないように 間違ったおこないはしない様にするため 自らに問いをたてて確かめます。