冬休みの学び

北海道や東北の多くの地域は学校・幼稚園の冬休みが長く 保育者は1月のこの時期 園内や園外の研修に励みます。

8・9日は新任教員の研修会 10日は北海道私立幼稚園連合会と北海道幼稚園教諭養成連絡協議会の研修会があり 美晴の保育者もそれぞれに参加し理論と実践を深めました。

ドンリュウは10日は秋田県の幼稚園の保育者がいくつかの研究班を組織して 継続期に学び合っている研修会のお手伝いに出かけました。県内の遠くからも足を運ばれて 3つの園の圏内研修で取り上げられた保育実践報告を学び合いました。そのまま秋田から岩手県の花巻に移動し11日は岩手県の私立幼稚園総合研修会で教頭・主任の保育者の研修会のお手伝いをさせていただきました。

保育の現場は毎日の保育に専念しているからこそ 日々の保育を立ち止まってふり返ったり 新しい知見にふれたり 自らの能力を高めたり 保育者がチームワークを発揮する関係性を醸成する努力が大切になります。

秋田県の保育者からは 園の枠を超えて学び合いの場を継続的につくっている姿。岩手県の保育者からは非常に広い地域 ましてや震災で甚大な被害をうけた沿岸部の園の先生方も 厳しい状況下でも地域の園が連携協力して学び合いの場を求めて研究研修体制を再構築して取組んでおられる姿。いずれにもリスペクトされました。

北海道 とりわけ札幌市内では 単発の企画された研修会への参加はあっても 園の枠や幼保の枠をこえて 保育者自らが学び合いの場をもつことを怠っている現状と 秋田や岩手の保育者の姿勢との乖離に 問題意識と大きな反省をもった一週間でした。