11月2012

巻き戻し

今日は入園願書受付開始日。いつもより早く幼稚園に来ました。

昨日のブログを読み返していて ちょっと気になりました。

iPS細胞の発見につながった実験の発想は 子ども時代の砂場や色水あそびと同じ地平線上にあるけれど、これは子どもが自らあそぶプロセスを経験しなければ あの発想着想はうまれてこない…。

というのは 最初から少しの絵具と程良い水の調合を教える という行き過ぎた?指導では まずごちゃごちゃに混ぜてしまって真っ黒になる状況を体験できない ということ。でも こんなふうに何でも先取りしてしまう幼稚園や保育園や学校は増えていないかな…。

組み立てが大好きな子どもは まずモノを壊すことから始めます。つまり 巻き戻しの発想。

そういえば 昨日ちょっとだけ参加した市立幼稚園の公開保育でお会いした月寒小学校の校長先生から「130周年記念式典の時のホームページのコメント 子どもからの視点で書かれていて嬉しかったです…」とお声を掛けていただいたので 先程 読み返しました。(10月5日付)

そうしたら 5年後の自分への手紙のこと思いだしました。5年後の自分への手紙をボックスにしまって 1年生が6年生になった時に責任をもって皆の分投函するんですって。きっと5年後思いがけず 5年前の自分が 5年後つまり今の自分にあてた手紙を受け取るわけですね。(本当に素敵な企画です)

その時 どんな思いがよぎるのか…。これも巻き戻しの発想ですね。