CAP(子どもへの暴力防止プログラム)

今日から CAP:子どもへの暴力防止プログラム(こどもへのぼうりょくぼうしプログラム、Child Assault Prevention)がはじまりました。

初日の今日は 保育者が大人向けのプログラムに参加しています。 2日目の明日は保護者のみなさんに同じく大人のプログラムに参加していただきます。そして 来週29日から週末をはさんで連続で三日間 年長青バッチグループが子ども向けのプログラムに参加します。

子どもの基本的な人権である 「安心」 「自信」 「自由」 という概念を ワークショップ形式で理解してゆきます。そして 危険な状況を回避する実技(スキルの習得)も体験します。

これからでも間に合うので 保護者で希望される方は明日のCAPに参加されてはどうでしょう。

 

ドンリュウ園長はこう思います。

子どもが心の底から 「安心」と「自由」がまもられて 確かな「自信」をもちながら毎日の生活を過ごせているか。

そのことが保障されていない 幼稚園や保育園あるいは学校… はないだろうか。(もちろん美晴も含めて…)

能力開発や早期教育。あるいは「しつけ」という美名に隠された子どもの人権侵害はないだろうか。

毎日の様に意味の無い競争やスキル習得に時間を費やす。そこには「成果」以上の過剰なストレスと緊張が常態化して大人も子どもも麻痺したまま 確実に蓄積され いつか必ず破綻する。

そして 家庭はどうだろう。

危うい状況から脱出するのは そのことに気づいた自分たちにしかできないはず。美晴でも絶え間なく子どものあり様を 自分たち自身のあり様を点検し続けなければいけない。