障害者差別解消法

今日 美晴幼稚園を不在にして 文部科学省に出張していました。

平成25年に成立した「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律(障害者差別解消法)」の施行(来年)に際して 各省の大臣は所管する事業者が適切に対応するための対応指針などの策定を義務づけられています。

今回 文部科学省が対応指針などを策定するにあたり その内容に関する具体的な検討を行う調査研究協力者会議が設置され 全日本私立幼稚園連合会からの推薦で私が委員として参画することになりました。

文部科学省が設置する調査研究協力者会議の委員の就任は3回目となりますが 文部科学省全体の法律の施行に関する様な会議の委員は初めてです。しかも 内容が障害者差別解消法に関するもので 学校教育の枠を超え 他の省庁でも並行して整備される指針の検討であるため 委員構成も多岐にわたり 今日の会議では一般傍聴者の出席も大変多く これまで経験した会議とは少し違います。

それに加え 幼児教育に関しての委員は私だけですので 責任の重大さを感じています。

任期は来年3月までですが検討会議は7月末まで集中して開催されるため 7月も2度ほど会議出席のため園を不在にしますが ご理解ください。

この会議は資料も含めて原則一般公開となっていますので このブログや 春日山の紙面で この会議で話し合われている内容について お知らせしてゆきたいと思います。

注)この件に関しては「障がい」の表記は 国の表記である「障害」としています。

園長 東 重満