下草

今日はこぐまの森ガリバーでのちゅーりっぷ。泥んこあそびが盛り上がっていたので 子どもが持ち帰った着替えの泥さ加減にびっくりしたお母さんも多かったかも知れませんね。明日はもっとあそびにぼっとうするかも知れません出の覚悟してください。

遠足で植えたジャガイモが芽を出していました。

 

 

 

 

 

 

写真で縦に芽がそろっている様子がわかりますか。近くに寄った構図でも撮っておけばよかった…。

そして 段丘のニセアカシヤやシラカバの倒木の下から カエデやナラ系の木がいつの間にか背丈をこえる程の樹木に成長していました。北海道は野地や火山活動で荒廃した土地の後に 一時林としてニセアカシヤやシラカバが自生し その後に ナラやカエデ タモなどの樹木が自生し見事な森を形成するのだそうですが こぐまの森も同じプロセスをたどっている様です。

 

 

 

 

 

 

これは 子どもの育ち 子どもどうしの関係でも同様ですね。 たたいたり おしたり ひっかいたり かじったり…。自分の不安や怒りといった欲求不満のおさめ方や 訴え方 伝え方を 「ことば」のやり取りとして十分に持ち合わせていない段階の子どもどうしのかかわりに顕著にあらわれる姿です。(それ以外の場合もありますが)

たたいたり かじったりを強制的に抑制することは簡単です。しかし その様な対処療法的にされた経験では いずれ何らかのかたち(違うかたち)で自分のフラストレーションのはき出しをするだけです。 「互いに」自分のフラストレーションをこなしたり 友だち関係の中で 話し言葉や仕草や合図などで 互いの気持ちを理解し合う術を身につけないまま やりすごしてしまうことにもなりかねません。

ひっかいたり おしたり しながらも 目に見えないところで 「ことば」を介したコミュニケーションを会得する芽が確実に育っています。その芽が目に見えるようになるまでは それなりの時間を要します。

ハラを据えて子どもの育つのを待てるか否かで 子どもの育ちは違ってきます。